キャリアに裏打ちされたスキルと初期衝動を併せ持つ!
ex.界のメンバーも参加する、最新型スペース・ファンク・ロック・バンド!界のボトムを担っていたリズムセクションが叩きだすビートはあくまでも黒くダンサブルに屋台骨を支え、そこにDJ的なセンスで音色、フレーズを組み立てるSO-UPと、テンションコードの魔術師KENDOOMのツインギターがアグレッシブかつメランコリックに彩りを添えるそのサウンドは、エレクトロクラッシュ、マスロック、ドラムンベースを消化しつつも徹底してファンキー。昨今のインストバンド、ジャムバンドでは珍しいブラッキーさを存分に醸し出している。
タワーレコード(2009/04/08)
「昔、しのぎを削りあった演奏家たちの新バンドって、なんて素敵な響きなんだろう。
それにね、もちろん音だってビムビムに響きまくるわけですよ。思いっきり大事なところにね。」
サイトウジュン(YOUR SONG IS GOOD)
「ヒャッホー!ヒューフー!うゎーん うゎーん!
ついにアルバムが完成したよぅ。バンザーイ バンザーイ!
みちる 謡子ちゃん頑張ったな。因みに二人はうちのグループのレコーディングに参加してもろてます。
ポストプログレフュージョンつーのかね、こうゆうの。」
柚木リユイチロウ。(EL-MALO)
タワーレコード(2009/04/08)
2005年に解散した界のリズム隊と、ギタリスト2名によって結成されたバンドのファースト・アルバム。音だけ聴いたら瞬間的にジェフ・ベックの『Wired』あたりを連想したんだけど、実際にテクとダイナミズムを優先したプログレッシヴ・フュージョンな雰囲気が全編を覆っている。ファンクと呼ぶにはボトムが直情的で白っぽいものの、それこそが彼らの持ち味だろう。アートコア調の人力ドラムンベース“De La Moon”も良し!
bounce (C)出嶌 孝次
タワーレコード(2008年07月号掲載 (P112))