UK音楽シーンの中で常にペンデュラムと比較され、各メディアに最高の評価を受けてきた超注目新人、ザ・ケミスツが強烈なサウンドと共に衝撃デビュー!1998年頃ドラムンベースに衝撃を受け、シンセ/ギター/ベース/ドラム、それぞれのパートに幾多ものレイヤーを重ねていくダンス・ロック・サウンドを追求し、3人のパフォーマー、2つのターンテーブル、そして2つのラップトップというセットに辿り着く。また、オルタナ・ミュージック界の“生きる伝説”元フェイス・ノー・モアのマイク・パットンを迎えたド級のインパクトを放つサード・シングル「Lost Weekend」を含む今作は、いわゆる“ロッキン・ドラムンベース”を期待しているリスナーは度肝を抜かれるハズ。エレクトロニックなサウンドとスタジオワークに力を入れながらも、“バンド”という要素、それまでに培ったサウンドやプレイスタイルをキープしたことで、圧倒的な瞬発力と爆発寸前のハイエナジーを兼ね備えたパワフルなサウンドを展開!ペンデュラムやプロディジーといったアーティストを好むリスナーだけでなく、クラクソンズ、ジャスティス、ハドーケンなどに代表される“ニュー・レイヴ”系アーティストからリンキン・パーク、エンター・シカリなどを好むロック・キッズにまでガッツポーズで迎え入れられること必至!
タワーレコード(2009/04/08)
Clash (Magazine) (p.97) - "Qemists apply a magpie-like tendency, employing huge, distorted guitars here, squelching synths there and drum'n'bass rhythmic firepower everywhere."
Rovi
ペンデュラムに続いて世界的なブレイク必至のロッキン・ドラムンベース・アクトが登場。このケミスツもバンドを軸にした点では共通するが、ペンデュラム以上にヘヴィーで歪んだシンセとベースにはヒップホップやレゲエの要素も感じさせ、よりハードコア度を増している。マイク・パットンのヴォーカルがクレイジーな“Lost Weekend”や、ワイリーが参加したダンスホール風の“Dem Na Like Me”なんて鳥肌モノです。
bounce (C)青木 正之
タワーレコード(2009年01,02月号掲載 (P91))