イタリアを代表する映画音楽家、ピエロ・ピッチオーニによるサウンドトラック激レア盤『ディライ~偽りの正当防衛』がコンプリートな形で世界初CD化!ピッチオーニの描くダークで混沌としつつもラウンジスタイルで描かれたサウンド。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
1973年に公開された、アンヘリーナ・フォンス監督、フランコ・チッティ主演で描かれたサイコ・ホラー作品。イタリアを代表する映画音楽家、ピエロ・ピッチオーニが手掛けたサントラがコンプリートな形で初CD化!ピッチオーニの描くダークで混沌としつつも、ラウンジ・スタイルも取り混ぜた貴重なサウンドは、B級映画ならではの幻のお宝作品として注目。
タワーレコード(2009/04/08)
ピッチオーニの要チェックものがヴェリタ・ノーテより。
『ディライ 偽りの正当防衛』(1971)
サウンドトラック
音楽 ピエロ・ピッチオーニ
監督 アンジェリーノ・フォンス
主演 フランコ・チッティ、グレン・リー
イタリアン・シネ・ラウンジ・コンピと大好評のマカロニ
ものの他にヴェリタ・ノーテが取り組んでいるひとつに
ピッチオーニの隠れた傑作の発掘があるようです。
その流れのひとつと思われます、このシブいミステリー・
サスペンスのサントラが初アルバム化。企画のクラウディオ
氏は、この作品をジャーロと称していますが、いわゆる
イメージとしてのエロティックで強烈な視覚のサスペンスとは
一線を画す作品のよう。ピッチオーニの音楽は、ゆるやかに
メロディアスすぎない上品なムードでのイージーリスニングを
構成。ゴーゴーや、チプリアーニ的切なさのメロディや、
アップテンポなポップなボッサなどが、サスペンス・サウンドの
ナンバーとほぼ交互に登場。全体として、おしゃれで
品のある大人のラウンジ・サントラとでもいいたい落ち着いた
好盤になっている。
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2008/08/19)