フュージョンだけのカテゴリーにとらわれることなく、夏の爽やかさをテーマにインストゥルメンタル全般で好楽曲を選曲した、邦楽シリーズの第2弾。Char、Jimsaku、松原正樹、野呂一生、 山弦、押尾コータロー、渡辺香津美、Sadisticsらの音源を収録。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
1970年台後半からジャズ、ロック、ラテンなどを取り込んで勃興してきたクロスオーヴァー・ミュージックはフュージョンと呼び名を変えながら1980年代に一大ブームを巻き起こしました。1990年代以降は商業的なブームは去ったものの、ジャンルの壁を越えて音楽を創っていこうという流れは21世紀を迎えた現在も脈々と息づいています。本盤『Crossover Paradise』は日本の究極フュージョン・コンピレーションとしてヒットした『Fusion Paradise』3部作(オレンジ・セレクション/スカイブルー・セレクション/ベスト・セレクション~シーサイド・カーニバル)の続編としてコンパイル。あえてプリズム、カシオペア、スクエア(現T-スクエア)の日本のフュージョン界3大バンドを収録せず、インストゥルメンタルの知る人ぞ知る曲やジャズ、フュージョンにこだわらず1970年代から2000年代にまたがりオールジャンルで幅広く選曲。オールド・ファンでも初めて聴くという曲も収録しています。特に今回が初CD化という佐藤允彦 & Medical Sugar Bankの音源まで収録しているのはマニアにとっても嬉しい1枚。SHM-CD仕様!
タワーレコード(2009/04/08)