あの初期ウィーザーを彷彿とさせるサウンドが帰ってきた!現在のロック・シーンで最も重要なバンドの一つ、ウィーザーの通算6枚目のアルバム。2005年の前作以来、3年振りとなる新作は再びリック・ルービンがプロデュース。期待を裏切らないパワフルなギター・リフやキャッチーなメロディの連続が嬉しい。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
あの初期ウィーザーを彷彿させるサウンドが帰ってきた!現在のロック・シーンで最も重要なバンドの一つ、ウィーザーの6枚目のアルバムが遂に完成!3年振りとなる新作は再びリック・ルービンがプロデュース!パワフルなギター・リフやキャッチーなメロディは期待を裏切らない! 結婚、そして子供が生まれるなど、リヴァースの世界観は大きく変わった。ブルー、グリーンに続く名盤を引っ提げて2008年、ウィーザーの新章がスタートする!
タワーレコード
フロントマンのリヴァース・クオモに関しては、ファースト・ソロ・アルバムの発表や結婚、子供の誕生といった嬉しい話題が続いたが、バンド自体は解散説が流れるなど決して順風満帆とはいかなかった。ゆえにこの〈赤盤〉は待望の新作と言えるだろう。前作に続いてリック・ルービンをプロデューサーに迎えた内容は、原点回帰ともいえるお得意の陽気なパワー・ポップや号泣バラードはもちろんのこと、木洩れ日フォーク、プログレッシヴな長尺ナンバーといった新たな引き出しも存分に披露した野心的なもの。それでも結局のところ、どこを切ってもウィーザー以外の何モノでもないという仕上がりだけに、1作目の〈青盤〉、3作目の〈緑盤〉に匹敵する名盤として本作が語り継がれることは間違いないだろう。
bounce (C)渡辺 貴仁
タワーレコード(2008年07月号掲載 (P100))