R&B、Gospel、Jazz、HipHop、そしてクロス・オーヴァー…。その全てにおいて、フィーチャリング・クィーンとして実績を残してきたマルチ・シンガー、有坂美香のセルフ・プロデュースによる渾身のアルバム。彼女らしさ満載のR&B、Jazz、Crossover&Reggaeを盛り込んだものからフィーチャリングものまで充実作。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
Reggae Disco Rockersのメイン・ヴォーカリストとしても知られ、“フィーチャリング・クィーン”とも称されるマルチ・シンガー有坂美香、セルフ・プロデュースによる初のソロ・アルバム。
タワーレコード(2009/04/08)
ズバ抜けた内容になるんだろうとは思っていたものの……このズバズバに抜けまくった完成度はどうよ! Reggae Disco Rockersでの活動や多様な客演を介して有坂美香という歌い手の一側面に触れてきた人は多いと思うけど、この新作はそういった各々のリスナーに彼女の瑞々しい全方位性を丸ごと届ける名品だ。Jazztronikによるアシッド・ジャズ調の“Sparkle”で鮮やかに幕を開け、DJ Mitsu the Beatsやサモン・カワムラのグッド・ヴァイブで色調を整えながら、沖野修也のハウスやcro-magnonのボッサなどが色とりどりに歌声を咲かせていく。というか、包容力のある歌声がビバップもゴスペルもレゲエも引っくるめて美しく自生している感じ……などと言葉を弄する必要もない傑作。繰り返すけど、傑作。
bounce (C)出嶌 孝次
タワーレコード(2008年08月号掲載 (P93))