2003年にminamoを擁するcubic musicの招聘で初来日を果たし、2006年はタウン・アンド・カントリー、2007年はテニスコーツとの日本公演を成功させた、スウェーデンはストックホルム在住の3ピース・エレクトロ・アコースティック・バンド、テープ。彼らのファースト・アルバム『Opera』、セカンド・アルバム『Milieu』がそれぞれのアルバム・レコーディング時の未発表曲を追加収録し、新たな曲順、新パッケージにて再発されたのに続き、遂に4枚目のアルバムが完成。大ヒットとなった『リデュー』から約2年半振りとなる本作は、新しさと懐かしさが混在し、更なる音楽的深化を遂げた傑作となりました。彼らの作品史上最もメロディアスにも拘らず、プログレッシヴさを失わない、鉄壁なトライアングルによる至高の音像。過去と現在が溶け込むような感覚、アコースティックな響きと絶妙なポスト・プロダクションが織りなす唯一無比なサウンドは、他の追随を許しません。
タワーレコード(2009/04/08)
tenniscoatsとの共演も記憶に新しいスウェーデンの3人組。過去のアルバムが未発表音源を追加してリイシューされたのに続き、このたび新作も届けられた。今作でも見事なバンド・アンサンブルと繊細なエレクトロニクスを巧みに融合させているが、注目すべきはこれまで以上にメロディーが際立っていること。ミニマムな構成から生まれる美しい旋律は小さなロウソクの灯りのようでもあり、温かな輝きに満ちている。
bounce (C)村尾 泰郎
タワーレコード(2008年05月号掲載 (P72))