2008年4月9日リリースアルバム『コンク』に、アルバム未収録曲などを収録したDisc2が付いた、スペシャル・エディション。イギリスのバンド、ザ・クークスのセカンド・アルバム。渦巻くグルーブ、切り裂くギター・リフを堪能できる1枚。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
英国で衝撃のミリオン・セールスを記録したデビュー・アルバム『INSIDE IN / INSIDE OUT』から2年。遂に完成したザ・クークス飛躍のセカンド・アルバム! ロンドン北部にあるレイ・デイヴィス所有の『コンク・スタジオ』(KONK Studio)で6週間、そしてロサンゼルスの『サウンド・ファクトリー』に場所を移して1週間かけて行われた今回のセッションで再びバンドがタッグを組んだのは、(これまでにベック、エール、フラテリスらを手掛け)高い評価を受けているプロデューサー、トニー・ホファー。日常の憂鬱や心の傷を、自由奔放にシャウトする巻き毛のフロントマン、ルーク・プリチャードを中心に4人のメンバーが鳴らすストレートでエモーショナルな楽曲が今回も勢揃い。世界はザ・クークスを待っている!
こちらはファン必携!2枚組デラックス初回生産限定盤!
タワーレコード(2009/04/08)
UKロック界の若手番長が次なるステージへと出発! 平均年齢20歳の早熟バンドとして鮮烈なデビューを飾ってから早2年、クークスが円熟味すら漂わせるセカンド・アルバムをリリースした。とは言ってもまだ22歳。迸る青春エキスと瞬発力は当然満タンだ。しかしながら、ストレートでピュアだった前作の質感は残しつつも、ここでは極上のメロディーを際立たせる術を手中に収めている。さらにアレンジ面での引き出しの多さにも胸をワクワクさせられっぱなし。キャッチーな〈ドゥ、ドゥ、ドゥ〉のフレーズで心躍らせ、壮大なロック・バラードで涙を誘う。勢いだけでは終わらない、もっと上をめざそうという力強い意思が込められた一枚なのだ。そう、彼らの成長はまだまだ止まらない。
bounce (C)柴田 かずえ
タワーレコード(2008年04月号掲載 (P74))