ケヴィン・コスナーが二重人格の殺人鬼を演じるサイコ・スリラー映画『Mr.Brooks』のオリジナル・サウンド・トラック。ドイツ出身の映画作曲家、ラミン・ジャワディが初めてフルで手掛けたサントラ盤。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
ケヴィン・コスナー主演、デミ・ムーア共演、ブルース・A・エヴァンス監督によるサイコ・スリラー映画『Mr.Brooks』のサウンドトラック。スコアを手掛けたのは、ドイツ生まれのTV、映画音楽コンポーザー、プロデューサー、Ramin Djawadi。世界的にビッグ・ヒットとなった米TVシリーズ『プリズン・ブレイク』のメインテーマで、エミー賞"Outstanding Main Title Theme Music"にノミネートされた。エレクトロやオーケストラを用いた、スリリングなサウンド展開を得意としている。
タワーレコード
コスナーの異色サスペンスで、リモート・コントロール・
チーム期待株が登板。
『Mr.Brooks』(2007)
サウンドトラック
音楽 ラミン・ジャワディ
監督 ブルース・A・エバンス
主演 ケヴィン・コスナー、デミ・ムーア、ウィリアム・ハート
殺人中毒のブルックス氏をめぐる異色ミステリー・サスペンス。
監督業は『カフス』以来15年ぶりの脚本家ブルース・A・エバンス。
音楽は、ハンス・ジマーのリモート・コントロール・チームの気鋭
、そして『プリズン・ブレイク』でまさにブレイクのラミン・ジャワディ。
サウンドは、シンセ・ビートをベースにしたオーケストラとのコラボ
ですが、随所に現代的というか、ポストロック・アーティストの
インスト・ナンバー的な香りのサウンドに仕上げている劇伴で、
これは新鮮。孤独感なども表現しているサウンドにも聴こえる。
『コード46』あたりのサウンドのファンにお薦め。映画自体も
評価高く、これはカルトな人気で語り継がれるであろう一作。
それにしても、曲ごとのアイデアも抜かりなく、傑作です。
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2007/08/14)