2007年アルバム『SIX WHITE RUSSIANS & A PINK PUSSYCAT』をリリースし、日本でもブレイクしたキュートでPOPな紅一点のJanne(vo)を中心に結成された5人編成バンド、ROOM ELEVENのセカンド・アルバムの登場。タイトルの通り楽しい作品でbossanova,folk,blues,popにジャジーなリズム・セクション,ファンキーなギター、愛らしいトランペットなどが加わったスパイシーなカクテルのようだった前作に引き続き、今作でもJanneの心温まるヴォーカルが私たちをやさしく包んでくれるノスタルジックでメランコリックかつファンキーでライヴ感あふれた日本人好みのお洒落な作品。
タワーレコード(2009/04/08)
デビュー盤も話題だったルーム・イレヴンの2作目。軽快でカラフルなギター&ピアノとボサノヴァやジャズの要素も配合した楽曲アレンジ、全体に広がるお洒落な雰囲気、表情豊かな歌声……それらすべてが前作とは比べものにならないほど輝きを放っている。でも特筆すべきはバンドとしてのまとまり具合だろう。ロング・テイクならではのライヴ感が、彼女らの魅力を最大限に引き出すことに成功!
bounce (C)竹内 幹代
タワーレコード(2008年05月号掲載 (P74))