サーカス・パフォーマンスと共に爆裂ヒットした「アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ」を含むデビュー・アルバムから2年半…。 PATDがエモを離れ、ビートルズを思わせるクラシック・ロックを聴かせるセカンド!「ナイン・イン・ジ・アフターヌーン~恋するタイミング」PVも収録のCD-Extra仕様。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
エレクトロでダンサブルなロックでアメリカで170万枚を突破!フォール・アウト・ボーイのピート・ウェンツに見出されて、デビューを果たしたラス・ヴェガス出身の4人組2枚目となる最新作!本作はビートルズ、ビーチ・ボーイズ、キンクスなどのロック・クラシックスに影響を受けた、強力作品。ロンドンのアビー・ロード・スタジオでストリングスやホーンをレコーディングし、ミックスも行われたとのことで、1stシングル「恋するタイミング」はビートルズの影響が色濃くあらわれた楽曲に仕上がっている!
タワーレコード(2009/04/08)
前作でパンクにディスコなどの要素を融合させ、新たなエモを提示したパニック・アット・ザ・ディスコ。その一方で彼らはかねてから懐古趣味を覗かせていたわけだが、驚いたことに2枚目となる新作ではサイケ期のビートルズに傾倒。他にもトム・ウェイツを深愛するライアン・ロスが描いた青い詞世界やクイーン的なコーラス・ワークなど、ロック好きなら反応せずにはいられないスパイスが満載されている。しかし本人たちは〈心配しないで、僕たちはいまも同じバンドだから〉と歌う。仮にアナタがそんなリリックに疑問を抱いたとしても、戸惑わずに聴き続けてほしい。なぜなら、彼ら特有のロマンティシズムが心地良い後味として残る名盤だということが、じんわりと理解できる作品に仕上がっているのだから。
bounce (C)宮原 亜矢
タワーレコード(2008年04月号掲載 (P74))