Mary J. Blige以降のフィメールR&B/ソウル・シンガーの逸材として賞賛され、大ヒットした 2005年の傑作デビュー・アルバム『The Way It Is』から約2年...Keyshia Coleの2ndアルバムが登場!Missy Elliott&Lil' Kimを迎えての強力姐御ジョイントが実現した1stシングル「Let It Go」、Rodney JerkinsがKeyshiaの魅力を見事に引き出した2ndシングル「Shoulda Let You Go」、P.Diddyのアルバムに収録されていたMario Winans制作の「Last Night」、Anthony Hamiltonにも注目の「Losing You」、他にもSoulshock & Karlin、Scott Storch、Brian Michael Coxなど豪華制作陣が参加してますが、 21世紀R&Bシーンを担うリアル・ディーヴァ=Keyshia Coleがみせる最上級のR&B/ソウル・マナーにとにかく酔いしれたい!
タワーレコード(2009/04/08)
近年では珍しいほどの名バラード“Love”のロング・ヒットもあって、セールス面での成功も収めながら高い評価を獲得したファースト・アルバム『The Way It Is』から2年。そこで一気に高まった〈ポスト・メアリーJ・ブライジ〉という期待も十分に意識しながら、それ以上のスケールアップを図ったのがこのセカンド・アルバムだ。今回は制作陣をガラリと入れ替えているのだが、ミッシー・エリオット&リル・キムを迎えたアーバンなネタ曲“Let It Go”などのスムース・チューンはもちろん、定評のあるスロウがまたもや素晴らしい出来なのも嬉しい。アンソニー・ハミルトンやトゥー・ショートらとの絡みで惹き付ける一方、ソウルフルで量感のある歌声そのものに力点を置いた作りは実に重厚。聴き応えのある傑作だ。
bounce (C)狛犬
タワーレコード(2007年11月号掲載 (P69))