アコギに加えエレクトリック・ギターも交えながら、ゴキゲンにレイド・バックしたサウンドを聴かせる通算5枚目アルバム。ソングライティングに加え、映画も監督、エコロジーに配慮する独自のサーフ・ライフ・スタイルを築き上げた彼の余裕と貫禄が光る作品。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
サーファー、フィルム・メイカー、そしてシンガー・ソングライターとして独自のスタイルを築き上げてきたシーンのカリスマ、ジャック・ジョンソンの約3年ぶりとなる4thアルバムが発売!本人曰く「前作『In Between Dreams』はサーフィンでいうと最初から最後まで晴天で。ずっと6フィート位のオフショア面ツルのいい波だった。今作は、ある時は凄く小さな膝波、ある時は大きくてラフな波だったりするダイナミックさがあるんだ。」とのこと。また今作では家族と奥さんへの“優しさ”も多く描かれており、収録曲の「エンジェル」では“彼女の存在そのものが僕にとってのプレゼント”などと、彼の大きく温かな愛がめいいっぱいに広がっています。プロデューサーは1st『Brushfire Fairytales』を手掛けたJP.プルニエを起用。
タワーレコード(2009/04/08)
サントラを挿んで実に3年ぶりとなる新作。その間、彼のフォロワーが絶えずシーンに現れては消えていったが、〈サーフ・ロックの帝王〉はそんな状況なんてお構いなしにここでもマイペースな姿勢を貫いている。いや、むしろベン・ハーパーの右腕であるJPプルニエと初作『Brushfire Fairytales』ぶりの再合体を果たしているあたり、自身を取り巻く環境を一度リセットしようとしたのかもしれない。その証拠に今作では“Angel”をはじめ、家族に向けられたパーソナルな曲が優しく耳を撫でるのだ。ギターを片手に己のブルース道を突き進む――やっていることに大きな変化はない。でも優しい歌声の向こうに、〈僕の好きにさせてくれ!〉との音楽業界に対する頑なメッセージを感じるのは気のせいだろうか?
bounce (C)山西 絵美
タワーレコード(2008年02月号掲載 (P93))