SHITAKILI IXの重鎮=BIGIZ’MAFIAの2ndフルアルバム!
ハードコアラップグループ、シタキリナインのボス、ビッグアイズマフィア。今回は東京からラッパ我リヤのQと、大阪韻踏合組合のHIDA-Dと歌う日本語ラップ好きにはたまらない「BITCH~嘘800~」、横須賀GHETTO INC.のBIGRONのコーラスが印象的な「街角」、名古屋GRANDBEATSの軽快なトラックに大阪でも活躍中のアサルトアブスレコード期待の大型新人BIGGER DICEと歌唱力に高い定評のあるシンガーMARRRをフューチャーしたアゲアゲの「STILL ON THE STREET」さらにWESTSIDEシーンの大御所DS455 DJ PMXの洗練されたトラックにBIGIZ’MAFIAの鬼気迫るラップが映えるGANGSTAチューン「PRIDE」、九州HIP HOP創世記からのレジェンド熊本まむしMCsとの初コラボが実現した「FEEL MY SOUL」など全国から名だたる面子が参加!地元博多シキタリナインからは盟友D+CとDIRTFLAREのUSを意識したやばいサウスビートで歌う「斜陽」、またZANG HAOZIとハードコアバンドSTARTERのYOUTH-Kが参加したジャンルの壁も超越したROCKビートの「DO OR DIE」、歌姫SINTAIの沖縄民謡風のサビが美しいBIGIZ’MAFIA自身の亡くなった父、友達への思いを捧げた「REQUIEM」。まさにジャパニーズHIP HOPファン必聴の1枚となっています!
タワーレコード(2009/04/08)
博多を拠点に活動するラッパーでSHITAKILI IXのリーダーでもある、BIGIZ' MAFIAが約2年半ぶり2枚目のソロ・アルバムをリリースした。声を荒げることなく、一歩一歩踏みしめていく語り口は、移ろいゆくまわりの様を冷ややかに眺めているかのよう。アルバム全編に広がるそれは派手さこそないが、聴き進めるごとにじわじわと迫ってくる。ストレートなビートに当てた〈腹の探り合い下衆なビジネス/ペラペラ薄い人間関係〉というフックと共に世の中を見渡し、自身に向けられた〈ナルシスト〉という言葉にさえも頷いてみせる“BULL SHIT”は、そんな彼のスタイルが内容と合致した真骨頂。さまざまな境遇の人々を一つに結んでいく楽曲群は、彼なりの世の縮図たる鮮やかさをもって届く出来だ。
bounce (C)一ノ木 裕之
タワーレコード(2008年02月号掲載 (P98))