| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2008年03月20日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Country & Eastern |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | CE09 |
| SKU | 7320470079461 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:56:00
Personnel: Sigge Krantz (guitar, electric guitar, double bass, electric bass); K. Sridhar (sarod); Christer Bo Bothen (bass clarinet, tenor saxophone); Jorgen Adolfsson (soprano saxophone, alto saxophone); Ulf Wallander (soprano saxophone, tenor saxophone); Thomas Mera Gartz (tenor saxophone, drums, percussion); Tommy Adolfsson (trumpet); Bosse Skoglund (drums, percussion).
Recording information: 18 Deutsches Jazzfestival, Frankfurt, Germany (1982).
Photographer: Paul-Gerhard Deker.

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人々を戦いへと駆り立てる軍歌だろうか?
いや違う。
甘く感覚を蕩かす痴れ者の恋唄だろうか?
いや違う。
時代がうねりだしたとき、僕たちが必要とするのは、ただただ葬式の音楽だ。
ビター・フューネラル・ビアー・バンドという、実に大胆な名前を冠したバンドがあるんだけれど、今宵はこの野心的バンドにポケット・トランペットを吹きまくるドン・チェリーとインドのサロード奏者クリシュナムルティ・シュリダールが加わって繰り広げられたライブの録音盤を紹介してみようと思う。
このライブ盤を聴くと葬式音楽のもつ力の輪郭と魂胆が、はっきりと見えてくる。
葬式音楽といったって、何も陰々滅々たる沈鬱なものであるとは限らない。
いや葬式音楽こそ、本来、とことん陽気で軽快であるべきだ。
全力で酔いを発散させ、全力で霊を踊らせ、東西南北の魔を折伏する、そのエネルギーと機動性と苦汁とが葬式音楽をすっくと立ち上がらせる。
時代とともに葬られたくなくば、ただただ全力で死にゆく時代を葬るべし。
今僕たちが最も必要としているのは、闇を深く葬り遙かなる曙を迎え入れるための生々躍動する葬式音楽だ。
そして、葬る音楽と葬られる音楽とを決して聴き間違えることのなきよう。これが何にもまして肝要だ。