監督シェカール・カプール×主演ケイト・ブランシェットで、女王エリザベスの内なる葛藤とイングランド<黄金時代>の幕開けをスリリングに描いた『エリザベス ゴールデン・エイジ』のオリジナル・サウンドトラック。クレイグ・アームストロング、AR・ラフマーンによる、物語を彩る荘厳な音楽を収録。 (C)RS
JMD(2010/11/01)
意外な共作による大作スコア!!
『エリザベス・ゴールデン・エイジ』(2007)
サウンドトラック
音楽 クレイグ・アームストロング&A・R・ラフマーン
監督 シェカール・カブール
主演 ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ
クライヴ・オーウェン、リス・エヴァンス
エリザベス1世の物語を豪華に描いた『エリザベス』
から9年、その後のエリザベスをめぐるスペクタクルな
ロマンス史劇が同じくカプール監督によって製作。
前作のオーストラリアの職人デヴィッド・ハーシュフェルダー
から、英国を代表する知性派ロマンティック・コンポーザーな
クレイグ・アームストロングと、インド映画音楽の若き巨匠
A・R・ラフマーンで共作させる、という夢の企画を実現。
幻想的にコーラスを取り入れながら、エスニックさは
前面に出さず、躍動感に満ちたオーケストラ・サウンド絵巻
を絢爛豪華に繰り広げる。クロージングまで、近年のスコア
ものの中でも、まさに大作映画音楽を聴く醍醐味を楽しめる
屈指の一枚。
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2009/01/14)