キーボーディスト、シンガー、そしてマルチなサウンドクリエーターとして活躍する鬼才ロマン・アンドレンのブラジリアン・ジャズ・プロジェクトが実を結んだ一大傑作! 自身のキーボードを中心に、リズム・セクション、パーカッションはもちろん、コーラスやホーン・セクションも加えた大編成で録音されたサウンドは、1970年前後のデオダードを彷彿とさせるウォームでヴィンテージな肌触り。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
イントロだけでヤラれました!!!これが北欧ブラジリアンの到達地点!まさにスウェーデンのデオダードと呼ぶべき、鬼才キーボーディスト、ロマン・アンドレンが創り上げた、パーフェクトなブラジリアン・ジャズ・フュージョン・オデッセイ!!メロウかつ甘すぎない女性コーラス、そのソフィスティケートされたグルーヴィーでウォームなサウンドから流れ出す、サウダーヂなまばゆいばかりの色彩感と、圧倒的な70年代初頭のピースフルな空気感。デオダード、アジムス、アイアート・モレイラ等が生み出した、数々のブラジリアン・ジャズ・フュージョン名盤に匹敵する、強烈な存在感を持つ傑作の誕生!!アルチュール・ヴェロカイの「アンコール」を気に入った方は是非!さらにキラキラした音世界が広がっています!
タワーレコード(2009/04/08)
練りに練られたアレンジに煌びやかで色彩豊かな音作り・・スウェーデンから髭面ジャケのブラジリアン・ジャズ大傑作が届けられた! 昨年のビートファナティック『Around The World In 80 Beats』への参加などを通じてクラブ界隈からも注目を集めた鍵盤奏者の2作目は、デオダートやクインシー・ジョーンズらのCTIやA&M系の古き良きイージーリスニング・ジャズ名盤に対する深い愛情から生み出された素晴らしい内容だ。温かみのある女性コーラスやホーンなどをあしらった70年代的なムードを持つサウンドに、ハウスっぽいダンサブルな味付けをピリッと効かせ、良い意味で徹底的に作り込まれた眩いばかりの楽曲の数々。ステップを踏みながら街に繰り出したくなるほど胸が弾む一枚!
bounce (C)西尾 洋儀
タワーレコード(2008年02月号掲載 (P104))