切なく、心にしみるソフト・ロックの王道!カーペンターズなどへの楽曲提供でも有名な二コルス率いるバンドによる、1968年の1st発売以来約40年ぶりのセカンド・アルバム。オリジナル・メンバーにしか出せない唯一無二のハーモニーの美しさは絶品。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
あの“ロジャニコ”が帰ってきた!90年代に東京・渋谷を中心として世界規模で波及した“渋谷系”ムーヴメントの際に再評価の筆頭に挙げられたRoger Nichols & The Small Circle Of Friendsの1stアルバム(1968年)から約40年、ロジニコ、マレイ&メリンダ・マクレオド兄妹のオリジナル・メンバー3人でよみがえったSCOFの2ndアルバムが奇跡のリリース!オリジナル・メンバーにしか出せない唯一無二のコーラス、ハーモニーは健在、楽曲面でもPaul Williamsとの30数年ぶりのロジャーが様々なアーティストに提供した楽曲のカヴァーなど、大充実の内容!68年の1stアルバムに直結した世界観が繰り広げられており、オールド・ファンから若いファンまで、話題になること間違いなしの傑作。
タワーレコード(2009/04/08)
〈ロジャニコ〉――あぁ、なんて甘酸っぱい響きなんだ! ソフト・ロック~渋谷系の伝説的名盤として崇められる68年リリースの唯一のアルバムを、いまも宝物のように抱きしめているファンにとってはまさに奇跡とも言えるだろう、ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ名義による40年ぶりの2作目が発表された。ロジャーが他のアーティストに提供した名曲の再演に加え、書き下ろしの新曲や盟友であるポール・ウィリアムスとの30数年ぶりのコラボ曲などを収録。オリジナル・メンバー3人の淡いハーモニーも、洗練されたアレンジも、驚くほど昔のままで、胸キュン100連打級の感動を覚える。ラストの“The Drifter”ではこらえきれずに涙。私は夢を見ているのか!?
bounce (C)田中 幹也
タワーレコード(2008年01月号掲載 (P72))