Nate Doggとの大人気ジョイント「I Like It」も収録された04年作品が初国内盤化!前作にあたる『Dedicated 2 The Oldies』で抜群の相性の良さをみせたFingazzが全面的にサポートした、Capone-Eの2004年作品。頭からトークボックスをカマしてバッキバキにグルーヴを効かせる「I Like It」を筆頭にメロウからバウンスまでバッチリなFingazzサウンドが全開!トロケ系のトークボックスを聴かせてくれるメロウ「Struggle」、『Dedicated 2 The Oldies』シリーズを彷彿させるムーディなミディアム「Call What I See」「Dead Man Walking」「It's All Me」、Fingazzのハードな一面を感じさせるギャングスタ「Say Hello」、もうひとつのキラー・チューンとして絶大な人気を誇っている「VIP」などなど、チカーノ好き必携のアイテムであることは言うまでもないでしょう!
タワーレコード(2009/04/08)
チカーノ・ラップの美学が、バリオという狭小のコミュニティーでのみ機能する時代は終わった。その枠を打破した2003年を代表する名作のひとつ、『Dedicated 2 The Oldies』を放ったMrカポーン・Eがまたしても強力な一枚を完成させた。カポーン・Eの導きからネイト・ドッグの歌へと繋がる展開が最高な“I Like It”(曲の終盤ではローカリティーさえも取り払うシャウトを確認できる)、コケインを迎えた“Modren Day Gangster”をはじめ、より広い世界へと訴求できる説得力のある作品になっている。来日公演での確かなプロップスに手応えを感じたのか、“VIP”では「東京ありがとう」の一言があったり、ベイビー・バッシュの商業的成功に刺激されたような“Struggle”や“Lady Lady”なども収録。これは〈チカーノ・ラッパー〉ではなく、西海岸を代表するひとりとしての存在感の大きさを決定的にする傑作だろう。
bounce (C)高橋 荒太郎
タワーレコード(2004年11月号掲載 (P71))