以前よりアルバム・リリースが待たれていた、北欧ジャズ注目の新人!ニルス・クロウ、デビュー作!
「ノルディック・ラウンジ」や、Hirdの作品のリリースで人気のレーベル“DNM”よりリリース!
デビュー・シングル『Disposition』で生ジャズのエキサイティングさと現代的なリズム、そして完璧なアレンジが話題に!セカンド・シングル『Things We Do』ではKoopやSleep Walkerを連想させる繊細なヴォーカル・チューンで、ニコラ・コンテが気に入り自らREMIXを名乗りでる!そして遂に完成したアルバムは生のJAZZと歌もの、リズムが新鮮に交わる傑作!
本作は、シングルとしてリリースされた表題曲『Disposition』で幕を開け、ヨーロッパ産のジャズ・ロック、または70年代のスピリチュアル・ジャズあたりを彷彿とさせる名曲である。続く『Things We Do』はメランコリックな味わいのボッサ・ジャズ。ヴォーカルをとるアニー・エリフは、スウェル・セッションの作品でも歌っており、KOOPの『Summer Sun』のユキミ・ナガノのようなコケティッシュな雰囲気に、ベンベ・セグエのようなソウルフルで強さを併せもった魅力的な声の持ち主。『Lost Luggage』はアメリカのミネアポリスを拠点とするラッパー、メルシー・メイをフィーチャー。『V (Revolution, Revelation)』では盟友のアーネストがヴォーカルをとっています。色々とあるアーネストのナンバーの中でも、最もジャズ度が高いものと言えるでしょう。その歌声はまるでチェット・ベイカーのよう。『Beira Do Mar』はスウェル・セッションとのコラボレーションとなっています。
タワーレコード(2009/04/08)
スウェーデンはイェテボリ出身のニューカマーがデビュー作をリリースした。ベースのフレーズが印象的な表題曲での幕開けから、何ともスタイリッシュなクラブ・ジャズの世界が展開。生楽器の躍動感を活かしながら、ボサノヴァにジャズ・ロック、コケティッシュなバラードなどさまざまな曲調を楽しませてくれる。盟友のアーネストがゲスト参加したり、スウェル・セッションとのコラボがあるなど、話題性も豊富だ。
bounce (C)ネイシャン
タワーレコード(2007年12月号掲載 (P85))