ベイエリアのアンダーグラウンド・ヒップホップ・シーンから浮上し、3X Krazyのメンバーとしてブレイク後、ソロ・アーティストとして成功。ユニークな音楽性でファンから高いリスペクトを受けてきたKeak Da Sneakの2007年作品!"The King Of Hyphy"の名に恥じないハイ・クオリティな内容です。
タワーレコード
ith his gravelly voice and rabid delivery, Keak da Sneak is hands-down the most unique MC to come out of the Bay Area. Keak's Koch Records debut, DEIFIED, sees the celebrated West Coast lyricist reaffirming his status as the foremost purveyor of the hyphy movement while connecting with a gang of big-name hip-hop artists from across the country. E-40, Daz Dillinger, Paul Wall, Too $hort, Messy Marv, Prodigy of Mobb Deep, and the Alchemist are just a few of the guest stars on hand.|
Rovi
リル・ウェインに負けず劣らずのヴァイタリティーを駆使して2006年以降大量のアルバムをリリースしてきた〈キング・オブ・ハイフィー〉の新作は、その総決算とも言える超強力な内容だ。E-40やミスターFABなどお馴染みのベイ人脈からポール・ウォールをはじめとするテキサス勢まで、キークのラスピー・ヴォイスに導かれるようにして集まってきたマイク巧者との乱痴気騒ぎは、さながら闇夜に繰り広げられるフリークスの宴といった趣。MCブリードの古典を取り上げた“N Fronta Ya' Mama House”のように意外な曲もあったりするが、決め手になるのはやっぱりハイフィー・チューン。計17曲を手掛けるヤング・モーツァルトの、トラクサミリオンのお株を奪うような仕事ぶりが素晴らしい。
bounce (C)高橋 芳朗
タワーレコード(2008年08月号掲載 (P79))