”BALLERS”からの新たな刺客、WATT.SYGNAL.MC JUNの3人からなる ROCK DIAMONDS の1stアルバムが遂にリリース。これまでに個々の作品を世に出し共に関係者やリスナー達から高い評価を得ている中、次のステップへ向けて、作られた本作はまさに、名古屋の遺伝子を彼等が継承する事にふさわしいと思わせる内容に仕上がってます。注目のプロデュース陣は地元名古屋からは彼等自ら所属するクルー「BALLERS」から”E”qualとGRAND BEATZ、BIGG MAC WORKSからDJ 034.Sigmalion、名古屋WEST COAST界の重鎮DJ DOPE MAN、の他、愛知レゲエ界からAKAHIGE、更にTERA、L”s storyが参加。関東からはDJ WATARAI、YAKKO、タイプライター、ONODUB。他には福岡から籠師などの九州勢のトラックメイカーを勤めるZETTON、福井からは新人HALWAY。っと言った豪華ラインナップを迎えている。フューチャリング勢も東京からは若手注目株SIMON、京都からはHip hop界No1ルーキーことANARCHY、大阪からレゲエの新星MISON-Bが参加。もちろん東海地区からも多数のアーティストが参加している。岡崎からSATT、豊田からはP.O.R.Z、岐阜の郡上八幡からはDUCK、シンガーとしては來々、CITY-ACE。更には全国探しても数少ないトークボックスの使い手プリメラの参加や、HANA the MARYと言った次世代を担うメンバーがそろいぶみである。更に本作品にはタイトル曲”D.N.A.”のリミックス版がボーナストラックとして収録されており、名古屋の第一線で活躍しているラッパー総勢13人の前代未聞のマイクリレーが繰り広げられる。
タワーレコード(2009/04/08)
WATT、SYGNAL、MC JUNから成るROCK DIAMONDSが名古屋のBALLERSから見参。先人の遺伝子を継承しようとするタイトルどおり、“E”qualやGRAND BEATZら地元勢が提供した極上ビーツに乗せて、スキルフルにシノギを削り合う。ANARCHYとSIMONを迎えた“Late night shuffle”や、名古屋のトップMCが総結集した“D.N.A.(remix)”などゲスト陣との絡みも豪華。同地の底力を感じさせる強力な一枚だ。
bounce (C)稲村 智行
タワーレコード(2007年11月号掲載 (P85))