ジェイZとの悪名高いビーフ(抗争)も集結、母親がガン告知を受けたNASが、最重要MCとして、人間としてスピリチュアルな成長を示す2002年発表の第6弾アルバムを、超お手頃プライスで発売!「エリーゼのために」をサンプリング、子供たちを励ます「アイ・キャン」、故2PACをfeat.した「サグ・マンション」他を収録。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
ジェイ・Zとの確執真っ只中にリリースされたアルバムですが、大人なやり方なのか、その件についてのラップは無し。ナズがリアルタイムで体験してきた〈良き時代〉のヒップホップを現代に蘇生させたアルバム、といった趣きだ。用意されたトラック群には、長くヒップホップに触れているリスナーなら記憶がプレイバックされる、〈あの日あの場所で聴いた〉ようなビーツもあったり、とにかく過剰な装飾を一切排除したシンプルなものばかり。かつて、そういうトラックの上にあったのは、一流のマイカーたちのスキルやフロウだった。懐古趣味的な内容ではない。いまの時代に〈良き時代〉のエッセンスを散りばめ、〈良き時代〉のラップをいまの時代に置き換えるとそれはナズのラップになる。現代最高のリリシスト/MCの称号を得るナズ。そうであることに自覚的な傑作である。
タワーレコード(2009/04/08)
ジェイ・Zとのビーフが注目を集めるなか、ついにナズのアルバムがリリース。当然、話題となるのはその出方であろうが、本作にはジェイ・Zをディスした曲はなし。ナズがリアルタイムで体験してきた〈良き時代〉のヒップホップを現代に蘇生させたアルバム、といった趣きだ。用意されたトラック群には、長くヒップホップに触れているリスナーなら記憶がプレイバックされる、〈あの日あの場所で聴いた〉ようなビーツもあったり、とにかく過剰な装飾を一切排除したシンプルなものばかり。かつて、そういうトラックの上にあったのは、一流のマイカーたちのスキルやフロウだった。懐古趣味的な内容ではない。いまの時代に〈良き時代〉のエッセンスを散りばめ、〈良き時代〉のラップをいまの時代に置き換えるとそれはナズのラップになる。現代最高のリリシスト/MCの称号を得るナズ。そうであることに自覚的な傑作である。
bounce (C)高橋荒太郎
タワーレコード(2003年01,02月号掲載 (P79))