南米のトップ・プロデューサー、グスタヴォ・サンタオラージャがクラブ・ミュージックとタンゴ界のトップアーティストを結びつけたユニークなプロジェクト。エルビス・コステロ、ネリー・ファータドら、ビック・シンガーもゲスト参加した作品。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
映画「バベル」、「モーターサイクル・ダイアリーズ」などのサントラでも知られる、南米No.1プロデューサーのグスタボ・サンタオラージャ率いる強力ユニット、バホフォンド・タンゴ・クラブ。アルゼンチンとウルグアイのアーティストたちが集まり、生み出した新しいコンテンポラリー音楽が世界中で大ヒット。1stアルバムをリリースしてから、この5年間の夏は全て世界中のロック/エレクトロニカ/ワールド・ミュージックのフェスに出演、ライヴを行っていくうちにラテン・アメリカン・フォルクローレの要素も取り入れるようになり、今作からバンド名も『BAJOFONDO』と改名。本作品はブエノス・アイレス、モンティヴィデオ、LA,NY,東京、マドリットの各地で録音。エルヴィス・コステロ、ネリー・ファータド、OMARなどをはじめ、世界中のアーティストたちが参加した(日本からは小松亮太が参加!)強力作。これまで以上にエレクトロニカ色と同時に、アコースティックなメリハリのついた最新ダンス・ミュージックが完成した!
タワーレコード(2009/04/08)
グスタヴォ・サンタオラヤを中心としたラ・プラタ川の現代音楽集団の新作! プログラミング主体の作風が特徴的な彼らだが、今作は生演奏とエレクトロニクスの融合を強化。両者の絶妙なブレンドによってタンゴの伝統と未来が激しく交錯するようなアルバムとなった。ネリー・ファータドやエルヴィス・コステロ、オマー、小松亮太といった豪華なゲスト陣も無理なく作品に溶け込み、官能的な美学を際立たせている。
bounce (C)小松 健一郎
タワーレコード(2007年11月号掲載 (P96))