グラマラスなルックスとソウルフルな歌声で、メアリー・J.ブライジに比肩される存在となったR&Bの歌姫が、さらに内面にフォーカスしたセカンド・アルバム。ミッシー・エリオット、リル・キムをフィーチャーした「レット・イット・ゴー」など、豪華ゲストの参加作。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
Missy Elliott&Lil' Kimを迎えての強力姐御ジョイントが実現したシングル“Let It Go”、Rodney JerkinsがKeyshiaの魅力を見事に引き出した2ndシングル“Shoulda Let You Go”をはじめ、 シーンを担うリアル・ディーヴァがみせる最上級のR&B/ソウル・マナー。
タワーレコード(2009/04/08)
近年では珍しいほどの名バラード“Love”のロング・ヒットもあって、セールス面での成功も収めながら高い評価を獲得したファースト・アルバム『The Way It Is』から2年。そこで一気に高まった〈ポスト・メアリーJ・ブライジ〉という期待も十分に意識しながら、それ以上のスケールアップを図ったのがこのセカンド・アルバムだ。今回は制作陣をガラリと入れ替えているのだが、ミッシー・エリオット&リル・キムを迎えたアーバンなネタ曲“Let It Go”などのスムース・チューンはもちろん、定評のあるスロウがまたもや素晴らしい出来なのも嬉しい。アンソニー・ハミルトンやトゥー・ショートらとの絡みで惹き付ける一方、ソウルフルで量感のある歌声そのものに力点を置いた作りは実に重厚。聴き応えのある傑作だ。
bounce (C)狛犬
タワーレコード(2007年11月号掲載 (P69))