フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
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発売日 |
2007年10月10日 |
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規格品番 |
AICL-1877 |
レーベル |
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SKU |
4547403007312 |
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:50:46
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2年半ぶりのアルバムにしてこのタイトル、流石である。昨年の傑作シングル“つぎの夜へ”で現出させた緩やかな煌めきのサイケデリアをさらに深化させたような本作は、溢れ出るメロウネスもメランコリーもただただ虚空に漂わせてとりとめもなく美しい。たとえばアヤシイ森の中の通学路を歌った“学校へ行ってきます”は、間違いなく学校へ辿り着けないであろう不安と愉悦が捩れてポッカリと宙に浮かぶ。ゆらゆらと定刻が霧散して時間軸も空間軸も惑わせるこの奇妙な浮遊感は、クラウト・ロックの金字塔であるカンの『Future Days』の幻惑にも比肩する。ここに描かれたのは〈空洞〉という残酷なほど美しい匣の中の失楽と悦楽。いやはや、とんでもないところへ到達したもんだ。
bounce (C)北爪 啓之タワーレコード (2007年10月号掲載 (P92))
不気味な雰囲気ただよう1枚、余裕を感じるような切羽詰っているような…
ゆらゆら帝国最後のアルバム。この虚無感がたまらない。空洞ですの歌詞、演奏共にこのバンドでなければならないとおもいました。全体通して聴くとさらにこのアルバムの良さを感じます。
初期のパワーを感じる作品も好きですがやはりゆらゆら帝国と言えばこのアルバムでしょう。
バンドの終わり方として完璧過ぎたが故、このラストアルバムを聴くと抗えない終幕への寂しさと自らの無力さに浸ることの甘美な残酷さに毎回打ちのめされる。音の狂暴さや漫画的諧謔、不気味なモノローグ、ゆらゆら帝国がゆらゆら帝国たる要素も絶妙に盛り込まれつつ全体を覆うグラマラスなムードが美しくて美しくて…やっぱ終わったんだ…と涙。
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