これが21世紀のエンターテイメント・ジャズ・ヴォーカル!トロント生まれの伊達男、マット・ダスクのアルバム。スタイリッシュな超豪華ビッグバンド・サウンドに少しもひるむことなく、それどころか強力にプッシュし、ドライヴさせているマット・ダスクの魅力溢れる作品。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
マイケル・ブーブレ、ジェイミー・カラムに続くのは、このマット・ダスク!
カナダ・トロント生まれのマットは、このアルバムが2作目となる。
フランク・シナトラ系列のクルーナー・ヴォーカルでは、マイケル・ブーブレは甘くピュアなトーンで聴かせ、
ジェイミー・カラムは、元気に飛び跳ねるように歌う。
このマット・ダスクはというと、自由奔放、自分の思うままに崩して、少しダーティに歌う印象。
ダーティと言っても適当なのではなく、曲の雰囲気を感じながら、より夜っぽいムーディなテイストを出しているような感じだ!
この作品のバックを固めるのは、エンジニアに、グラミー賞の受賞は数知れずハイファイなサウンドとはこの人のことを言う、重鎮アル・シュミットと
世界のポップス・シーンにその名を轟かせるNo.1エンジニア、クリス・ロード・アルジ。
ビッグ・バンドのメンバーは、ファースト・コールの超一流ミュージシャンが揃い、リズム・セクションにはヴィニー・カリウタなど、超豪華布陣。
これだけで、彼に対する期待が大きく伝わってくる。そして、彼はその期待に応えるように力強く優雅にヴォーカルを披露し、ここに傑作が完成した!
タワーレコード(2009/04/08)
ポスト・マイケル・ブーブレとして注目のシンガーが、2作目にして念願の日本盤リリースを果たした。内容を一言で表すと、ゴージャス&エンターテイニング! フランク・シナトラ直系の渋味と奔放さを併せ持ったセクシーな歌声で、豪快なビッグバンド・ファンクからノスタルジックなスウィング、小粋なボッサまで色鮮やかな楽曲を余裕たっぷりに披露。ブラピ似のルックスも含めて、見事なまでの伊達男っぷりにもうメロメロ!
bounce (C)岡本 大輔
タワーレコード(2007年10月号掲載 (P99))