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クラシック
CDアルバム

ブラームス: 交響曲第4番、ベートーヴェン: 「エグモント」序曲、バッハ

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フォーマット CDアルバム
発売日 2007年08月01日
国内/輸入 輸入
レーベルWeitblick
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 SSS00722
SKU 4560250650722

構成数 : 1枚

【曲目】
ベートーヴェン: 「エグモント」序曲
J.S.バッハ: 二台ヴァイオリンのための協奏曲
ブラームス: 交響曲 第4番
【演奏】
クルト・ザンデルリンク(指揮)、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
インゴ・ジンホファー(Vn)、スレテン・クルスティク(Vn)
【録音】
1984年11月23日 ヘルクレスザール (ライヴ)
[ステレオ]

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

『ミュンヘン・フィル・シリーズ”~バイエルン放送協会提供音源にて音質極上
ザンデルリンクの濃厚なブラームス!交響曲第4番~1984年ライヴ録音!
日本語解説付!ステレオ録音
WEITBLICKでは2枚目の登場となる巨匠ザンデルリンク。ミュンヘン・フィルには、80年代から90年代にかけてほぼ頻繁に客演を繰り返しました。「エグモント」からして壮大、重厚な響に圧倒されます。バッハはもちろん旧スタイルの演奏で、堂々たる押し出しの立派な音楽を作っております。ジンホファーはバイエルン国立歌劇場管のコンマスもつとめた名手。クルスティクは、現在もミュンヘン・フィル名物コンマス。そしてブラ4!これぞ圧倒的な名演奏です。尋常ではない遅いテンポが採用され、ロマンティシズム、耽美指向がムンムンと漂う個性的な演奏。チェリビダッケが鍛えたミュンヘン・フィルの明るく、美しいサウンドを時には豪快に、時には繊細に料理したライヴゆえの自在な起伏が最高です。86年チェリビダッケ指揮による来日公演との比較も一興。現在、気管支炎に悩むドクター・ザンデルリンクも隠棲先でリリースを快諾!!
許光俊氏のライナーノートより
『この時代、すでにミュンヘン・フィルの指揮台にはチェリビダッケがしばしば立ち、オーケストラは彼好みの楽団へと急速に姿を変えていた。なるほど、弦楽器の透明な響きや、独奏的な美しさという点では禁欲的にとどまる管楽器や、しっかりとリズムを刻むだけでないティンパニにチェリビダッケの影響を見出すことはできる。が、ザンデルリンクはそうしたオーケストラを指揮して完全に自分ならではのブラームス、つまり緊張と不安とくそまじめのブラームスではなく、のびやかで肯定的で陶酔的な表情を持つブラームスを出現させたのである。それは1980年代からあとで私たちが体験することができた、もっともすばらしいブラームス演奏のひとつなのである。』[コメント提供;東武トレーディング]
発売・販売元 提供資料(2009/04/08)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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久しぶりに聴き返しましたが名演です。エグモントの風格、グランドスタイルで重厚なロマンの香り溢れるバッハ、いずれも最高ですが極めつけはやはりブラームス。旋律は濡れたような情感を湛えて歌い、トゥッティでは厚く底力のあるMPOならではの凄絶な迫力でドラマティックな起伏を描きます。同じMPOのチェリビダッケの録音も好きですが、個人的にはこの曲に関してはザンデルリンクに軍配。特に終楽章コーダでの、スローテンポでジリジリと高揚するド迫力は圧巻です。録音はヒスが目立つもののオンマイクで明瞭、良好な部類です。
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許光俊(慶応大学教授)氏はこのCDの解説に「彼(クルト・ザンデルリング)の音楽からは芸術の危険な香りと言うか、崩壊や限界と接しているようなスリルは希薄だった」と書いているが果たしてそんな大事なことを簡単に言っていいのだろうか。「芸術の危険な香り」「崩壊や限界と接しているようなスリル」と言えば直ちにフルトヴェングラーのブラームス交響曲の極限名演を思い出すから言うことは分かる。
でも許氏は、例えばレニングラードフィル時代にリヒテルの伴奏をして録れたラフマニノフのピアノ協奏曲第2番やドイツに戻ってからのブルックナーの3番・4番・7番などを聴いたのだろうか、7番は陰鬱な悲歌である。
フルトヴェングラーは「偉大なものは全て単純である」と言った。でもそれはベートーヴェンの第5交響曲を聴けば分かるように複雑な苦悩を通しての単純なのだ。
ユダヤ系であるがゆえにロシアに亡命しムラヴィンスキーとともにレニングラードフィルを振り、ショスタコーヴィチやリヒテルやオイストラフなどのロシアの大物演奏家とも知遇を得てロシアで活躍し、戦後は東ドイツに請われてベルリン交響楽団を育てた。
このロシアとドイツの2つの祖国を持つザンデルリングに口に出さない強靭な葛藤があったと考えない方がおかしい。
ザンデルリングの音楽はその辛く苦しい現実と葛藤し向き合った結果の「単純さ」なのでである。
「自分は彼ら(ギュンター・ヴァントやチェリビダッケやジュリーニ)のようには偉くはないから」と言っているのはそういう体験の上に成り立っている言葉なのであろう。
許光俊というひとは「思い込み」を簡単に言葉にするように思う。
クルト・ザンデルリングくらい音楽を知っていて人生の悲哀にも明るく立ち向かったものでなければザンデルリングの演奏についてそんなに簡単には書けないと思うのだが…
レコード解説というものは時に音楽を聴くのに有害だ。
伊福部昭氏の言うように演奏についてのプロパガンダは不要とも思える。各人が自分の耳でその演奏を聴いて納得するものだろう。
この解説は初めて聴く人も読むのだ。
書くことは残るのだからもっと慎重で責任をもってすべき行為だと思う。
このCDのブラームス4番の演奏が許氏の言うような演奏とは全然違うことはこのCDを聴けばすぐに分かる。最後は自分の耳で確かめるしかない。聴き終わるともう1度聴いてしまう演奏だ。
2025/02/15 ゴジラさん
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