キャサリン・ゼダ・ジョーンズとアーロン・エッカート主演のニューヨークのレストランを舞台にしたロマンティック・コメディー映画『幸せのレシピ』(2007年秋公開)のオリジナル・サウンドトラック盤。パヴァロッティのオペラ・アリアからマイケル・ブーブレのヴォーカル作品まで収録。 (C)RS
JMD(2011/02/03)
評判になったあの作品をハリウッド・リメイク。
芸達者たちが心地良く仕上げた良作のサントラ。
『幸せのレシピ』(2007)
サウンドトラック
スコア フィリップ・グラス
監督 スコット・ヒックス
主演 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、アーロン・エッカート、
アビゲイル・ブレスリン
日本でも大ヒットとなった『マーサの幸せレシピ』をハリウッド・
リメイク。仕事一筋の女性シェフにふりかかる出来事から、
日常が変わっていく。『マーサの幸せレシピ』は音楽コンサルタント
にECMのマンフレッド・アイヒャーを迎えるという意外な選曲で
人気となりましたが(しかし、サントラは未発売)、ハリウッド版は
なんとオリジナル・スコアはフィリップ・グラスに依頼。ハートウォーム
なラヴ・ストーリーにグラスのミニマル(寄り)ミュージックがスパイス
となってます。ほかには、コンラッド・ホープによるイタリア人情映画
サントラ風インスト、副シェフの男がイタリア好きという設定で、
いかにもオペラな名演の数々も収録。印象的に使われるのが
イタリアン・ポップスのスタンダード、パオロ・コンテの「ヴィア・コン・メ」。
監督は『シャイン』の名匠、スコット・ヒックス。
(渋谷店4Fサントラ・コーナー内にフィリップ・グラスのコーナーございますので、
そちらもご利用ください。フィリップ・グラス自身のオリジナル・アルバムは
6Fクラシック・フロアの現代音楽コーナー内にございます) (C)馬場敏裕
タワーレコード(2007/10/03)