国内屈指の人気と実力を誇るクラブ系アーティスト“フリーテンポ”の2ndフルアルバム「SOUNDS」。世の中の事象、現象など「世界」をサウンドで表現した今作はこれまで以上に叙情感溢れるトラックを満載、また多彩なゲストヴォーカリスト≪bird、ミズノマリ(paris match)、ジャナイマリア(KALEIDO)、arvin home aya、名取香り、宮原永海他≫がフリーテンポの描くサウンドを更に磨き上げています。
タワーレコード(2009/04/08)
birdや小栗栖憲英など多彩な顔ぶれが参加した2枚目のフル・アルバム。なかでもparis matchのミズノマリが歌ったFreeTEMPO初の日本語詞曲"Stats"やオーガニック・サウンドが新鮮な"Trees"など新たな随所に採り入れ、フリテン流ポップスが完成を見た。
bounce (C)田中将稔
タワーレコード(vol.327(2010年11月25日発行号)掲載)
すっかり貫禄も身に付けたFreeTEMPOの、実に4年ぶりとなるオリジナル・アルバム。ただ、ここ1年近くの洋邦を問わない〈ハウス・バブル〉の中心的存在でもある彼の名前は、コンピの選曲や楽曲提供、シングルの発表を通じて年がら年中見ていた気がするため、〈そんなに久々だったっけ?〉と正直驚かされた。それほどシーンへの貢献度が凄かった彼だけに、今作でも現状に満足することなくさらなる高みをめざしている。paris matchのミズノマリを迎えた初の日本語詞によるトラック“Stars”や、ロック風なアプローチの“Rain”などでは新たな一面も披露。定番の〈泣きメロ〉も満載で、またまたファンの心を鷲掴みするんじゃないだろうか。ロックでもエモが人気だし、メロで泣きたいならぜひ!!
bounce (C)堀内 幸江
タワーレコード(2007年09月号掲載 (P78))