デビュー・アルバムが全世界で大ブレイク!パンク、ダブ、スカ、レゲエにディスコと、ジャンルの垣根を飛び越えて≪DISKA≫(DISCO+SKA)なるジャンルまで確立させ、UKロック・シーンに新風を吹き込んだ2ndアルバム。
タワーレコード(2009/04/08)
'Once Upon A Time In The West' is the sophomore album from Surrey-based socio-political rockers Hard-Fi. Once again, Richard Archer's bittersweet dispatches from the suburbs are set to a backdrop of swaggering, Clash-esque rhythms and programmed beats, but this time around the songs are bigger, bolder and better, making for a better listening experience all round. Includes the single 'Suburban Knights'.|
Rovi
荒ぶる若者らしい切り口でスカ、ダブ、パンクなどのエッセンスをミックスした前作から2年、黄色いモビルスーツに身を包んだニュータイプ・バンドが2作目をリリース。ここには音との真剣勝負に挑んだ、大人の風格さえ漂うパンク・アンセムがズラリと勢揃いしている。なかでも異彩を放つのが冒頭曲。ド頭の〈イエエ~ウォオオ~〉というコーラスが聴こえてくると、無条件に拳を振りかざしたくなるのはなぜ? そう、この曲に代表されるコーラス・ワークも今作の目玉の1つで、ライヴで盛り上がることは必至だ。郷愁漂うメロウ曲からラウド・ロック、ツイスト風、モータウン風と、驚くほどヴァラエティーに富んだこのアルバムは、聴けば聴くほど染み渡る秀逸作。やっぱりそこらのザクとは違うのだよ!
bounce (C)柴田 かずえ
タワーレコード(2007年10月号掲載 (P81))