Kanye Westのレーベル”G.O.O.D.Music”と契約し、動向が気にされていた個性派プロデューサー・チーム、SA-RA(SA-RA CREATIVE PARTNERS)。それぞれにエンジニア/プロデューサーとして長いキャリアを持つ3人が集まり、Dr.DreやN.E.R.D、Jurassic 5、Jill Scott、Erykah Baduから、DJ Mitsu The Beats、Platinum Pied Pipersなど多数のアーティストのプロデュースやリミックスを手掛け、シンセサイザーを使いながらグルーヴ感あふれる独特かつ刺激的なサウンドを提示して話題を呼んできた彼らが、メジャーより一足先にインディからフル・アルバムをリリース!客演陣もSA-RAならではといえる流石の人選!現HIP HOPシーンの先を見据える彼らのフューチャリスティックなグルーヴをとくと体感あれ!
タワーレコード(2009/04/08)
カニエ主宰の〈G.O.O.D.〉と契約し、ジョン・レジェンドのプロデュースにも参加していた個性派チームだが、初のフル・アルバムはベイビーグランデ発に。エリカ・バドゥとジョージア・アン・マルドロウを迎えた“Fly Away”や故J・ディラとの“Thrilla”、コラプトとの激ユル煙幕ファンクなど楽曲単位の引きも多いが、耳を貸すべきは作品全体を包み込むPファンク直系のドロドロ&モヤモヤな蒙昧感。聴くだけでそこは宇宙!
bounce (C)出嶌 孝次
タワーレコード(2007年06月号掲載 (P77))