1979年3月にキューバのハヴァナで行われた伝説のライヴ・イヴェント"ハヴァナ・ジャム"のために一夜限り結成されたスーパー・ジャズ・ロック・ユニット、トリオ・オブ・ドゥームによるアルバム。ジョン・マクラフリンが監修を担当。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
【幻の音源が遂に日の目を見ることに、正にスペシャルなメンツで録音された、未発表音源満載の貴重盤!】
1979年3月にハバナで行われた伝説のライブ・イベントHavana Jamで一夜限り結成されたスーパー・ジャズロック・ユニット TRIO OF DOOMの幻のライブ音源のリリースです。
ウェザー・リポート紙ジャケシリーズで、久しぶりに再発された『ハヴァナ・ジャム』『ハヴァナ・ジャムII』ですが、そのイヴェントのみで演奏することになったジャコ・パストリアス、ジョン・マクラフリン、トニー・ウィリアムス、という物凄いメンツによるスペシャル・ユニット”トリオ・オブ・ドゥーム”。このメンバー中唯一存命のJohn McLaughlinが25年ぶりに当時のライブ音源を聴きリリースを決意したという作品です。
今回リリースされるのは、その時のライヴ音源とその後NYでスタジオ録音された音源に2曲のオルタネート・テイクを加えたもので、このトリオの全貌を明らかにする注目の一作です。
そして、この発売に際して意外な事実が判明しました。なんと「ハヴァナ・ジャム」に収録されていた音源は、実はこの際のスタジオ・セッションにオーバー・ダブして人工的にライブ音源に仕上げたものだったのがわかったのです。
トリオ・オブ・ドゥームはこれまで「ハヴァナ・ジャム」のライヴ音源が唯一の公式音源で、スタジオ音源は初登場だと思ってきたのが、実はその逆でここでのライヴ音源の方が正真正銘の初登場音源になります。
ですので、この作品に収録のライヴ音源5曲と「Para Oriente」のオルタネート・テイクの2曲が、今回初めてリリースされる未発表音源になります。
そして、これまで発表されていた3曲の“ライヴ”音源は初めて“スタジオ”録音の音源としてここに蘇ります!
タワーレコード(2009/04/08)