| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2007年08月22日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | EMI Classics |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | TOCE-55993 |
| SKU | 4988006856257 |
構成数 : 2枚
合計収録時間 : 02:25:18
【曲目】
ハイドン:
1. 交響曲 第88番 ト長調 作品88 「V字」
2. 交響曲 第89番 ヘ長調 作品89
3. 交響曲 第90番 ハ長調 作品90
4. 交響曲 第91番 変ホ長調 作品91
5. 交響曲 第92番 ト長調 作品92 「オックスフォード」
6. ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、バスーンのための協奏交響曲 変ホ長調
【演奏】
サイモン・ラトル(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2007年2月8-10,14-17日 フィルハーモニー,ベルリン
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ハイドンの意図をしっかり汲んだ演奏の記録。
ハイドンのパリセットのあとの、交響曲第88番~第92番と 協奏交響曲を収録したアルバム。
ベルリンフィルを振っての演奏なので、さぞや大編成でゴージャスに響かせてくるのか? と、思っていたのですが、細部まで細かく手を入れたハイドンに、90年代に バーミンガムで入れた2枚のハイドンアルバムを思いだしました。
ここでは、テンポもおしなべて 穏やか。堅実な 古典派の交響曲の姿を 映し出しています。
第88番の几帳面ともいえる模範解答風演奏のあと、第89番を聴くと『目から鱗』。反復のあとの装飾が『弦楽器まで』加えられているではありませんか!
そして『問題の』第90番。管楽器の自在な トリルなどの装飾が華々しく散らされた第1楽章から もう別世界。そんな 聴衆より演奏者の方が楽しんでいるに違いない演奏を聴きながら 第4楽章へ。ハイドンが聴衆に 早めに拍手をさせようと企んだ『あの箇所』で ラトルはしっかりとその遊びを成功させています。それはもう見事というしかありません。
あとは聴いてのお楽しみです!
ちなみに、拍手なしの「お真面目」バージョンがそのあとのトラックに入っています。
2枚目も素敵な演奏で3曲聴けます。
「音楽は 楽しくなくちゃ!」と 思う方には 必聴のアルバムです。