フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2007年08月15日 |
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規格品番 |
XQDG-1001 |
レーベル |
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SKU |
4580200370012 |
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:12:13
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1.[CD]
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1.INTRO00:00:50
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2.0%00:03:31
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3.星を願う00:04:02
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4.FULL MOON [I'm Sorry]00:03:50
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5.1 for DA 何?00:03:26
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6.十字架の上 [Power Of Love]00:05:55
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7.It's a One Day00:03:49
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8.How High [No Joke]00:05:25
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9.AHH YEAH00:04:38
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10.Love vs Hate [My Lover]00:04:48
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11.ああだのこう00:03:21
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12.ヒステリック00:04:07
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13.SANDER00:03:35
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14.I LV U00:04:32
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15.メメント00:02:51
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16.J.O.K.E.00:03:29
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17.EXODUS [大脱出計画]00:04:54
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18.BYE BYE00:05:10
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生々しい。というか、〈生々しい〉という形容の許容量から言葉がドクドクと溢れ出てきてるよ。ゴリゴリとベースが唸る“INTRO”の前口上から、結びとなる“BYE BYE”の最後の一言が吐き出されるまで、MACCHOはマイクを握りっぱなしだ。ラップのアルバムだからそりゃ当然だろうって? しかしながら、ここまで〈ラップを聴いた!〉と思わされるアルバムがあるか?といったら、ない。ここまでロウな感情が、そのままマッシヴなリリックとして、音楽を埋め尽くした音楽があるかといったら、ない。それほどのものだ。それほどの重みをもってダイレクトに心にぶつかってくる作品だからして、ぶつかってきた時に心が共鳴する人もショックを受ける人も壊れる人もいるかもしれない。これだけは聴いてもらわなきゃわからないし、聴いてほしいと激しく思う。 レヴューになっていないので、内容を紹介しないと。昨年の傑作『Rhyme & Blues』、同作を引っ提げてのツアー・ファイナルの模様を収めたライヴDVD「Rhyme & Blues Tour Final~Live at YOKOHAMA BLITZ」に続く、OZROSAURUSの4枚目のアルバム。いつも以上のハイペースぶりからはMACCHOの創作意欲の高まりも伝わってくるが、一方で自身のレーベルからのリリースとなったことも作品のタフな色合いを形成する原動力となったようだ。まず、盟友KNOCKの手によるダイナミックなシンセがビリビリ響くエレクトロ・ベース“0%”、ニルヴァーナのアレを思わせるどころじゃないズルムケのヘッド・バンガー“星を願う”……と荒々しくもピュアネスを感じさせる無性に格好良い楽曲が序盤から濃密にひしめき合う。そして、DJ CELORYと久々に組んだ軽快な“1 for DA 何?”に続くのが、SUBZEROがステファニー・ミルズ“Power Of Love”をネタ使いして感動的なトラックに仕立てたハイライト“十字架の上(Power Of Love)”だ。ここでMACCHOは不安や死や狂気やハイを神や英雄に準えながら内面の苦悩をブルースとして描き出していて、涙が出るほど悲壮で勇壮でヒロイックで格好良い。文字数の都合で以降はアレだが、彼の溢れ出る感情をどうにか楽曲というサイズに刻み込んだようなブルースの数々は最後まで緊張感を纏ったままだ。18曲、72分、ゲストMCもポップな仕掛けも皆無。本人も曲中で似たことを話しているが、魂を削って作っている音楽というのはこういうもののことを言うのだろう。震えた。
bounce (C)出嶌 孝次タワーレコード (2007年09月号掲載 (P62))
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