Jazz
CDアルバム

Live In London 1982

5.0

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フォーマット CDアルバム
発売日 2007年06月27日
国内/輸入 輸入
レーベルSub Rosa
構成数 1
パッケージ仕様 デジパック
規格品番 SR247
SKU 5411867112471

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:02:14
録音 : ステレオ (Live)

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      Welcome

      アーティスト: Brion Gysin

    2. 2.
      Minutes to Go, #1

      アーティスト: Brion Gysin

    3. 3.
      Cut-Ups (1959)

      アーティスト: Brion Gysin

    4. 4.
      Teaching

      アーティスト: Brion Gysin

    5. 5.
      Illusion

      アーティスト: Brion Gysin

    6. 6.
      Minutes to Go, #2

      アーティスト: Brion Gysin

    7. 7.
      Ad Lib

      アーティスト: Brion Gysin

    8. 8.
      Impro : 1

      アーティスト: Brion Gysin

    9. 9.
      Cut-Ups: 1960 (Bardo Hotel)

      アーティスト: Brion Gysin

    10. 10.
      Ahead, Ahead: 93 Million Miles Away

      アーティスト: Brion Gysin

作品の情報

メイン
アーティスト: Brion Gysin

その他
プロデューサー: Ramuntcho Matta

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言葉は旅立ちたいのか、それとも根を下ろしたいのか。
言葉は旅を続けたいのか、それとも故郷に帰りたいのか。
言葉は世界と出会いたいのか、それとも世界と別れたいのか。
言葉は切り刻まればら撒かれたいのか、それとも拾い集められ編み上げられたいのか。
故郷イギリスを離れ、インド、パキスタン、アメリカ、上海、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、と世界各地を旅してきた西の涯の言葉、英語(イングリッシュ)は、故郷の島国にはたして帰りたいのだろうか。「ロンドン世界の最大都会」かどうかはわからないのと同様、「英語世界の最大言語」かどうかも霧の中。故郷を失くし、母の歌を忘れた言語は、うしろの山にすてましょか、せどのこやぶにうめましょか、いえいえそれは詩人にまかせましょ、それとも画家をよびましょか。
というわけで、イギリスで生れ、カナダで育ち、パリを彷徨い、モロッコで店主となり、アメリカ人のジャンキーと意気投合した、画家詩人・詩人画家であるブライオン・ガイシンがロンドンで行った朗読ライブ・パフォーマンスは実に興味深いのであって。
しかも、共演者は、
 TESSA(cello+bass, the Slits)
 STEVE NOBLE(drums, Rip, Rig and Panic)
 GILE(percussion, Penguin Café Orchestra)
 RAMUNTCHO MATTA(guitar+electronics)
となってて、パンク・ムーヴメントを経た1982年ロンドンの時化(しけ)と凪が聴ける。
言葉は旅をするのだが、言葉は船なのか、いやむしろ水なのか、フィッシュ・アンド・チップスをつまみながら考えてみる。
ブライオン・ガイシンとともに英語は故郷へと帰れたのか、帰れなかったのか。
そしてブライオン・ガイシンとともに英語は旅立ったのか、旅立たなかったのか。
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