旧知のリズム・セクション、ラリー・グレナディア(b)、ジェフ・バラード(ds)を迎えて贈るインターナショナル・デビュー盤!
2006年9月にリリースされた、『ラッハ・ドッホ・マール』が彼女のインターナショナル・デビュー・アルバムとして、Emarcyからリリース!
作・編曲、そして演奏は勿論、ビジュアルも含めたアルバムのトータル・プロデュースにおいても
常に洗練されたセンスを発揮し、斬新で個性的な作品を創り出す山中千尋。
アルバム・タイトル『Lach Doch Mal』(ドイツ語で「とにかく笑おう」の意)のイメージ通り、ジョイフルでヨーロッパの香り漂う本作は、
ピアノ・トリオを母体にバンジョー、ギター、パーカッションを加えたユニークな編成による独特のサウンドも取り入れ、
フレンチ・ポップスを彷彿させる旋律を奏でる哀愁漂うオリジナル曲と、独特のアレンジによるカバー曲で作品を構成。
ビル・エヴァンスの名演でも知られるルイス・エサのブラジリアン・ナンバー「ドルフィン」、
マッコイ・タイナーやローランド・カークのナンバー、そして「縁は異なもの」等のジャズ・スタンダードに加え、
フリッツ・クライスラーのクラシック楽曲やヨーロッパのトラディショナル・ナンバーまで、バラエティに富んだレパートリーを収録。
彼女にしか表現できないポップ観溢れる山中の世界を創り上げています。
「ニューヨーク最先端のジャズピアノ・トリオ作品=ストレイト・アヘッド・オンリー」という固定概念を払拭し得る、
ポップでありながらも機知に富んだスリリングな即興演奏を大フィーチャーした作品です。
タワーレコード(2009/04/08)
ラリー・グレナディアとジェフ・バラードを迎え、インディー時代のトリオを復活させて贈る新作です。爽快感溢れる“Sabot”や、メリハリの利いた音の紡ぎ方が彼女らしいローランド・カークのカヴァー“Serenade to a Cuckoo”、お得意の早弾きでパラパラと舞う音色が美しい“Night Lo-op”に加え、クライスラーの名曲〈愛の悲しみ〉などもプレイ。北欧の空気を漂わせつつも即興性に溢れる、鮮やかな色彩の響宴。これぞ千尋流!
bounce (C)加納 瑠已
タワーレコード(2006年10月号掲載 (P107))