【イタリアン・ジャズ界の重鎮ジャンニ・バッソ、ディノ・ピアナによるセクステットの2ndアルバム!】
現在のイタリアのジャズ・シーンで活躍する、若手ミュージシャン(ニコラ・コンテ、ジェラルド・フリジーナ、ファブリツィオ・ボッソ等)が
影響を受け、イタリアン・ジャズの発展に大きな影響を与えた、バッソ=ヴァルダンブリーニ楽団。
そのオリジナル・メンバーである、ジャンニ・バッソ、ディノ・ピアナを中心に結成されたidea 6。
前作『Metropoli』に続く2ndアルバムが登場!
今回もピアノにはアンドレア・ポッツァが参加し、ストレート・アヘッドな洗練されたハード・バップを展開。
まるで1960年代(イタリアン・ジャズ・ルネッサンス)の上質なモーダル・ジャズが現代に蘇ったかのようだが、
そこに古臭さは感じられず、むしろ新鮮そのもの。ジャズの普遍的な魅力ともいえるモダンな輝きに満ちている。
女性ヴォーカルを迎えたM1『Tune Up』、M10『It Ain't Necessarily So』のスタンダード曲、
クラブ・ジャズの人気盤として名高い【Basso=Valdambrini Sextet / Exciting 6】(JAZZ NEXT STANDARD誌掲載作品)に収録の
ジャンニ・バッソ作の大名曲『Donna Lu』の再演となったM2『Mr.G.B.』。
バピッシュにとばすバッソ・ヴァルダンブリーニ・スタイルのタイトル・トラックM3『Steppin Out』や
60年代イタリアン・ジャズの大傑作【Franco Tonani / Night In Fonorama】に収録の『Junior's Idea』をモチーフにした
M8『Junior Is Back』、ペレス・プラードでお馴染みのM9『Tabu』のカバーなど、大きな話題になっています。
ジャイルス・ピーターソン、須永辰緒、小川充も絶賛!ユーロ/イタロ・ジャズ・ファンのみならず、クラブ寄りのリスナーにも聴いていただきたい1枚!
※付属のDVDには、イタリアン・ジャズ界の主宰フランコ・ファイエンツをホストに迎えた、
ジャンニ・バッソ、ディノ・ピアナらのインタビューや(Mr.G.B.とTune Upの)レコーディング・セッションの映像を収録!
過去から現在に至るイタリアン・ジャズを映し出す貴重な映像!
タワーレコード(2009/04/08)
老いてもなおこの艶! と、またもや感嘆の声を上げてしまう嬉しい新作が到着。ジャンニ・バッソ、ディノ・ピアナといった国宝級のイタリアン・ジャズ・プレイヤーたちによるこのバンドの酸いも甘いも噛み分けたプレイの数々にただただ聴き惚れるばかり。冒頭のフランチェスカ・ソルティーノを迎えたヴォーカル・ナンバーの麗しさはどうか。ペレス・プラード“Tabu”のカヴァーに漂うリリシズムはどうか。最高の一言だ。
bounce (C)大西 智亜希
タワーレコード(2007年07月号掲載 (P101))