| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2007年07月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | GT music |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | スリップケース |
| 規格品番 | MHCL-1125 |
| SKU | 4582192935149 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:01:42
【初回限定盤】
杉真理デビュー30周年記念企画第2弾。CBS・SONY時代の5th「SYMPHONY #10」をボーナス音源を収録、更に自身のライナーで贈るファン必携の完全生産限定企画。オリジナル盤発売日:1985年6月21日。
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ジャケットの地球型ラジオ局のイメージもあって、アルバムのタイトル曲だと思い込んでいた「Key Station」は、やはり本作の旗艦曲といっていい、しっかりとした存在感がある。伊藤銀次や佐野元春をゲストに迎え、後に杉 真理が主宰した『WINTER LOUNGE』で結実するリレー歌唱の原点であり布石がここにある。せっかく”達郎のハーモニー~”と歌っているのだから、伊藤銀次のように”高気圧ガール~”みたいに唸ってほしかったが、そこまでは”いつもうまくゆかない”のだろう。ラジオをテーマとしたプレイリストには、ユーミンの「Valentine's RADIO」や南 佳孝の「憧れのラジオガール」、MIKKOの「1-2-3」などとともに、この曲は欠かせない。
アルバムにはドゥーワップやロックン・ロール、スペクターふう音壁やバーバンク・サウンド系のナンバーが詰め込まれていて、中には壮大なシンフォニーの制作を歌った本当のタイトル曲「交響曲第十番」や、サーカスの開演を想わせる「永遠のShangri-la」など、個性豊かで聴き応えのある楽曲でいっぱいだ。
個人的な好みでピックアップするが、「Sentimental Dancing」のジャイヴ感がたまらない。チャールストンでも踊っているような、リズミカルで、キラキラしていて、チャーミングでイノセントな音楽が平凡な世界をバラ色に変えてくれる。嫌なことがあっても、この曲を聴いていれば気分は晴れる。
アルバム・ジャケットは緑黄色系のくすんだトーンだが、中身は総天然色の華やかで彩り豊かな楽曲集に仕上げられていて、永遠に色褪せることはない。