Rufus Wainwright/リリース・ザ・スターズ

Rock/Pop

リリース・ザ・スターズ

Rufus Wainwright

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アーティスト

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Rufus Wainwright

商品の紹介

全体的に明るいトーンの作品で、今まで通りオペラやミュージカルの要素を含みつつ、ルーファスにしては相当メジャーなポップ・ソングも！ゲストにはリチャード・トンプソン、テディ・トンプソン、マーサ・ウェインライト、ルーシー・ロシェ、ケイト・マクガリグルなど豪華メンバーが参加。

タワーレコード（2009/04/08）

明るさに潜む憂愁､軽やかさの中にあるメランコリーが､不思議なほど心を捉えて離さない…｡オペラやミュージカルの要素をたっぷりと含みながら､ポップ･ミュージックであり続ける新世代シンガー･ソングライター､ルーファス･ウェインライトの通算5作目のアルバム｡ (C)RS

JMD （2010/06/14）

収録内容

構成数 | 1枚

合計収録時間 | 00:54:52

レビュー

通算5枚目となる待望の新作が到着した。彼特有のオペラやミュージカルの要素を採り入れたシアトリカルな演出はそのままに、今作ではより柔らかに懐に入り込んでくる至福のポップ・サウンドを作り上げている。プロデューサーにマリウス・デ・ブリーズ、エグゼクティヴ・プロデューサーに二ール・テナント（ペット・ショップ・ボーイズ）を迎えたことが、その大きな要因だろう。天才と謳われてきた反面、敷居の高さがネックになっていた感もあったが、それをうまく取り払うアルバム中盤の王道ポップ・ナンバーでは、60年代から脈々と受け継がれてきたポップスのマナーを見事に踏襲している。自身がゲイであることを公にしている彼だが、2部構成で発表された前作『Want』が〈男性〉と〈女性〉としての己の二面性を表していたと解釈するならば、自身を解放した後、つまり今作で見せる突き抜けた開放感にも納得がいくはずだ。
bounce (C)平塚望

タワーレコード（2007年06月号掲載 (P74)）