HUSKING BEEの平林一哉、工藤哲也、SHORT CIRCUITの黒澤譲治、SLIME BALLの片山豊によるバンド、FINE LINESのファースト・アルバム。 (C)RS
JMD(2011/04/07)
HUSKING BEEの平林一哉(Vo,Gt)、工藤哲也(Ba)、 SHORT CIRCUITの黒澤譲治(Gt,Vo)、SLIME BALLの片山豊(Ds)という、現在の日本のパンク・ロック/シーンを牽引してきたバンドのメンバーによるバンド、それがFINE LINES。本作からは、各々のバック・グラウンドのイメージを一新させるようなUSエモの影響を感じ取ることができる。HUSKING BEE時代からメロディー・センスの良さを強く感じさせ、数々の人気楽曲を生み出してきた平林。今作品も平林のメロディー・センスの素晴らしさを改めて感じさせる、緩急に富んだメロディックでEMOTIONALなナンバーの数々が収録され、楽曲の大半をHUSKING BEEの後期で見せた日本語詞に挑んでいます。伸びやかで透き通ったボーカルと絶妙なハーモニー。それがシンプルで爽やかなメロディと見事に融合。まさにFINE LINESが辿り着いた、FINE LINESだからこそ辿り着けた、壮大で、朗らかなメロディ、サウンド、世界観が詰め込まれた1枚です。
タワーレコード(2009/04/08)
元HUSKING BEEの平林一哉(ヴォーカル)と工藤哲也(ベース)を中心に結成された新バンドによるファースト・アルバムが登場。〈気流が安定し、長距離飛行に適した空域〉を意味するアルバム・タイトルどおり、サウンドはハスキンに比べてさらにヌケが良く、晴れやかで朗らかなものに。USエモ~メロコアを基調としながらも、平林による緩急に富んだメロディーと、ハスキン後期から垣間見せていた日本語詞が冴え渡っている。
bounce (C)宗像 幸彦
タワーレコード(2007年04月号掲載 (P91))