ポール・バーホーベン監督作品映画『ブラック・ブック』(2007年3月公開)のオリジナル・サウンドトラック。主演のカリス・ファン・ハウテンの歌も収録。音楽はアン・ダドリーが担当。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
ポール・バーボーヴェンがオランダに戻って撮った
問題作のサントラ登場!!音楽担当は!!
『BLACK BOOK』(2006)
サウンドトラック
音楽 アン・ダドリー
監督 ポール・バーホーヴェン
主演 カリス・ヴァン・ホーテン、セバスチャン・コッチ
鬼才バーホーヴェン監督が、オランダに戻り、ハリウッド俳優
を起用することなく撮った原点回帰的2006年作。
ユダヤ人の女性シンガーが戦中で辿る運命。盟友、
ベイジル・ポルドゥリス(彼が亡くなる前に映画は撮られている
が)、ジェリー・ゴールドスミスを失った名匠が音楽を依頼したのは
アン・ダドリー。作風も、ポルドゥリス、ゴールドスミスと行っていた
ユニークなアクションものとは違い、初期の、ロジェ・ヴァン・オテルロー
と組んでいた頃のクセのあるエロティックな人間ドラマの香りに
近づいている。バーホーヴェンが絶賛したダドリーのサウンドは、
ハリウッドで組んだ2人の巨匠の音色と違った繊細で澄んだ
ストリングス主体のオーケストラ。聴けるサウンドは、なので、
どちらかといえば、バダラメンティやピノ・ドナジオあたりのファンに
おすすめの妖しいが澄んで美しい、という聴き応えになっている。
バーホーヴェン作品の独特の妖しい表現が気になっていた方は
呼応することでしょう。 (C)馬場敏裕
タワーレコード(2006/11/26)