ジャズ/映画音楽への深い造詣と空間を意識したサウンド・メイキング、そしてドラム、ベース、キーボード、サックスなど”生”の躍動感とエレクトロニクスの融合による独自の世界観で魅了するシネマティック・オーケストラ5年ぶりとなるアルバムをリリース! 「人生におけるストーリー」をテーマに脚本を制作し、各曲に写真を使い、日常で起こりうる様々な場面での感情、人生の”光と影”をシネマティックらしい繊細かつダイナミックな美しいサウンドで見事に表現。また傑作が一つここに誕生しました。
タワーレコード(2009/04/08)
'Ma Fleur' is the fourth studio album from the critically acclaimed Cinematic Orchestra. Featuring Lou Rhodes, Patrick Watson and Fontella Bass, this is an atmospheric and inviting record that retains the band's trademark downtempo and jazz influences. It includes the tracks 'Music Box' and 'Breathe'.|
Rovi
スピリチュアルなクラブ・ジャズを奏でる代表格として、その名を各方面に轟かせているシネマティック・オーケストラ。オリジナル・アルバムとしては『Everyday』以来5年ぶりとなるこの新作は、音の美しさにさらなる磨きを掛けた逸品だ。切なげなピアノやギターのフレーズが淡々と紡がれるなか、楽曲全体を覆うようにアレンジされたストリングスと、すっかり常連になったフォンテラ・バスの歌声が絶妙に溶け込めば、そこには得も言われぬマジックが生まれる。凛とした響きのなかに醸し出される温かみは彼らの真骨頂だ。作品を通じてドラマティックな構成と流れが用意されているあたりからは、アルバム一枚をひとつの楽曲と捉えることも可能だろう。なお、アートワークの美しさも特筆モノで、自然の陰陽を見事に切り取って、曲ごとのイメージ源になったという写真の数々は、音そのものと同様に本作の核を成す表現として主張してくる。
bounce (C)池田 謙司
タワーレコード(2007年05月号掲載 (P75))