怒れる若獅子、渾身の2ndをドロップ!G-UNIT “第三の男”、Young Buckの2ndアルバムが遂に登場!ノリまくってる男=Young Jeezy、Snoop Dogg、T.I.、Trick Daddy、MJGに加え、意外なところでLinkin ParkのChester Benningtonなど、華々しくもレンジの広いアーティストが参加し、プロデュースは50 Centをエグゼクティブとして、DR.Dre、Eminem、Polow Da Don、Jazze Pha、Lil Jonといった豪華布陣!既にシングル「I Know You Want Me」「Get Buck」「4 Kings」のヤバさはストリートやラジオで証明済!前作同様にサウス勢のバックアップが熱く、”レペゼンG-UNIT SOUTH”としての力量を存分に発揮してくれたといえる男気全開の充実っぷり!また、Latoya Williamsを迎えたメロウ・チューン「U Ain't Goin Nowhere」などでのスムースな語り口もまた絶品!というわけで、懐の深さも感じさせる1st越えの力作!
タワーレコード(2009/04/08)
Gユニットきっての暴れん坊らしく、50セントと組んでキャムロンを攻撃したドクター・ドレーのプロデュース曲“Hold On”が早速話題になっているヤング・バック。クルー唯一の南部出身者として、華々しく全米にその名を売った前作から約2年を経て、待望のメジャー2作目が完成だ。T.I.、ヤング・ジーズィ、ピンプ・Cといった南部のドンたちとの共演曲“4 Kings”や、リル・ジョン、DJトゥーンプ、ジャジー・フェイの手による曲があったりと、Gユニットの南の門番として揺るぎない存在感を放っているが、全体的には〈個〉としての存在をより強く打ち出した作品となっている。ストリートのラフさを備えながら、都会的な佇まいも同時に感じさせるあたりは、エリアやクルーに囚われすぎない一級のメインストリーム作品ならでは。Gユニット再躍進の起爆剤としての役割をも果たす強力なアルバムだ。
bounce (C)高橋 荒太郎
タワーレコード(2007年05月号掲載 (P74))