特集
構成数 : 1
合計収録時間 : 01:08:21
【曲目】
シューベルト:
1.交響曲第8番 ロ短調 D.759「未完成」
2.交響曲第9番 ハ長調 D.944「ザ・グレイト」
【演奏】
シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団
【録音】
1955年5月2日[1]、1958年11月19日[2]
ボストン、シンフォニー・ホール
| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2006年12月20日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | BMG |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | BVCC-38430 |
| SKU | 4988017645574 |

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昔は「運命」「未完成」はクラシック音楽入門の定番であった。
その頃は「未完成」は「優美」な曲と把えられていたが、今ほそう思うひとは多分少ないだろう。
この曲の本質を一番よく表しているのは古いフルトヴェングラ・ウィーンフィルの「不吉」な演奏である。
一般には、ワルター・ニューヨークフィルの演奏がこの曲の代表盤として挙がっているが、私には何度聴いてもピンとこない演奏である。
「未完成」という曲から漂ってくる「不吉な感じ」がワルターの演奏には欠けている。
この曲を聴いて一番ピンとくるのは、ミュンシュのこの演奏である。
この演奏を聴くとミュンシュがいかに懐の深い指揮者だったかがよく分かる。
最初の重低音の出だしから厳しく・重苦しいこの曲の展開を予想させる素晴らしい序になっている。
そしてどこを聴いてもこの曲はこのように演奏されるのが自然、と感じさせてくれる。
もしシューベルトが聴いたら泣いて喜ぶであろう。
私にはそれをいちいち分析する力はないが、この演奏を聴けば「未完成」が分かる。隠れたる名盤である。ただ男性的なたくましい演奏とは違う。
ミュンシュはドイツ領になったりフランス領になったりした地域の出身である。だからというわけではないが、ミュンシュはドイツ音楽もフランス音楽も大変からだから自然に出たよい演奏をする。パリ管を振ったブラームス1番を持ち出すまでもないだろう。
私にとっては「未完成」はミュンシュ以外の演奏は全部まとめて捨ててしまいたいくらいの、この曲の本質を突いた特別の演奏である。
もちろん「グレート」も名演奏だがこちらは他にもフルトヴェングラー・ベルリンフィルのスタジオ録音など、よい演奏があるとだけ言っておこう。