グラミー賞を独占して大ヒットとなった『ジーニアス・ラヴ~永遠の愛』に続いて、再びレイ・チャールズからの素敵な贈り物!彼の最も旬な70年代の歌声に、現代最高峰のスウィング・オーケストラ=カウント・ベイシー・オーケストラが新たに伴奏を重ねた奇跡のアルバム!ヨーロッパで70年代に行われた”レイ・チャールズ・ウィズ・カウント・ベイシー”コンサートの音源から録音状態の良かった歌声だけを使い、録音状態のあまり良くないオーケストラの伴奏は、当時のオリジナル楽譜を使用して現代のカウント・ベイシー・オーケストラが再演したもので、「我が心のジョージア」「愛さずにはいられない」など、レイ・チャールズの代表的なレパートリーが最新のレコーディング技術によって鮮やかに蘇りました!また、レイの専属女性コーラス・グループだったレイレッツが歌ったパートは、パティ・オースティン率いるレイレッツが新たにレコーディングしてます。
タワーレコード(2009/04/08)
まだまだ発掘が始まったばかりのレイ・チャールズ。これは70年代に録られた未発表ライヴ音源のヴォーカル・トラックに、カウント・ベイシー・オーケストラのゴージャスな演奏を加えた疑似共演盤だ。とはいえ、ダイナミックにスウィングするバッキングは臨場感たっぷりだし、ヤク中から更生した時期らしいレイの漲った歌も頼もしい。著名なヒットから初音盤化の“Every Saturday Night”まで、すべてが宝石!
bounce (C)出嶌 孝次
タワーレコード(2006年11月号掲載 (P88))