驚異的なセールスを見せた前作『JAAAM!!!』から約1年8ヶ月。ついにコイツラが帰ってきた!みんなの期待に200%応える最高にファンキーでアッパーなパーティーチューンは、引き続き老若男女踊れる極上のHIPHOPアルバムでいて、カラフルでポップに仕上がった!『プロローグ』『SOULSPITS』とブッチギリのソロ作をそれぞれリリースしたばかりの彼らが、21世紀の日本のHIPHOPの将来を一身に背負い、新たに旅立つ!PRODUCER陣は、ダメレコからご存知総帥FUNK入道(ダースレイダー)、KAZZ-K(STERUSS)、カトウケイタ(SMRYTRPS)、DJ 大自然、Freaky随喜(ポチョムキン=餓鬼レンジャー:DOS MOCKOSとしてラップでも参戦!!!)、モウリキ(VOLCANO POSSE)、IXL、そして・・・MR.DRUNKことMUMMY-D(RHYMESTER)も参加!!これを聴かずして、日本語RAPシーンの未来は無いっ!!
タワーレコード(2009/04/08)
それぞれのソロ・デビュー作も今年出揃って、ますます活動に拍車をかける太郎改めTARO SOULとKEN THE 390の2人によるユニットのセカンド・アルバム。ライヴとレコーディングを重ねる日々の継続が、ラップへのアプローチをさらにカジュアルなものにしたというべきか、フロウやフレーズで見せる彼ららしいヒップホップへのウィンクも、マニア的なこだわりを越えてシンプルに響きはじめた。音の面でも肩の凝らない軽やかさを伴って、アルバム全体としてより伝わりやすくなっているあたりはポップスとしての精度を上げたアルバムとも言えそうで、各々のキャラクターの根っこに横たわるまっすぐさがその印象をますます強くさせる。歌とラップのバランスが良くなって聴きやすくなったTARO SOULと、ヒップホップ云々よりもそこらにいるフツーのナイスガイっぷりを見せるKEN THE 390が、〈ダメレコ〉のラベルを取って輝く日も近い。
bounce (C)一ノ木 裕之
タワーレコード(2006年11月号掲載 (P85))
TARO SOULとKEN THE 390は数年来の仲ということもあってか、二人のラップの相性はとても良い。
TRACKもFUNKの有名曲をサンプリングした③などblack musicとPopさのバランスの良さは歌心を感じさせる。
しかしDVDなしの廉価盤で充分です。
ただ長ったるしいだけのMaking映像はいりません。