アンソニー・ミンゲラ監督作品映画『ブレイキング・アンド・エンタリング』(出演:ジュード・ロウ、ジュリエット・ビノシュ他/2007年GW公開)のサウンドトラック。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
「イングリッシュ・ペイシェント」で知られるガブリエル・ヤレドと、アンダーワールドが共同で作り上げたサントラ。〈アンダーワールド→サントラ→トレスポ風?〉的安易な発想をしてしまいがちだが、今作は踊れません! 壮大でアンビエントな仕上がりで、どちらかと言うとヤレド色濃厚といったところでしょうか。でも、こんな彼らもいいもんですよ!
bounce (C)山西 絵美
タワーレコード(2006年11月号掲載 (P112))
『ブレイキング・アンド・エンタリング』(2006)
サウンドトラック
音楽 アンダーワールド+ガブリエル・ヤレド
監督 アンソニー・ミンゲラ
主演 ジュード・ロウ、ジュリエット・ビノシュ
過去にも、複数の異種音楽ジャンルのアーティスト
がコラボレートするサントラ、は様々実験されつつも、
その多くが、互いにみっちり合作する形がとれないのが
常だったのですが、今回のこの意外な取り合わせは、
本当に綿密な合作のようです(詳細ライナーノーツ
にあり)。まず、主題となる音楽を聴きこむことから映画
作りが始まる、というミンゲラ監督の今回は、この2アーティスト
のこの音源、というぜいたくな新録でイメージされていく。
イメージとしては、ヤレドの繊細な音世界にアンダーワールド
が案内された、という感じで、むしろ、ヤレド・ファンに
違和感なく楽しめる内容。ただし、流麗なメロディではなく、
肌触りのよい特殊繊維による音のカーペット、そんな感じだ。
アンダーワールド・ファンも、癒されたいとき、彼らの新しい
音の旅でもあるこのアルバム(サントラ)でトリップされたし。
サントラ、というプロジェクトの新しい実験成功例だ。
(渋谷店4Fサントラ・コーナー内にガブリエル・ヤレドのコーナーございますので、そちらもご利用ください)
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2006/10/18)