| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2006年07月22日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | アルファベータ |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784871985420 |
| ページ数 | 240 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
「ウエスト・サイド・ストーリー」初演、ニューヨーク・フィル音楽監督就任から半世紀
元・米コロンビア・レコードのプロデューサーが描く栄光と挫折の生涯
その国際的名声と成功にもかかわらず、レナード・バーンスタインは、生涯を通じて内面の葛藤と闘った男だった。同時代人のなかで最も愛され、最も成功した指揮者として、世界中の聴衆に崇拝されていた一方で、彼は長年にわたり、ニューヨークのマスコミからの辛辣な批評に悩まされていた。ネイティブなアメリカ人として、初めてアメリカのメジャーオーケストラの音楽監督に就任し、ヨーロッパでも成功したことで、彼は同じアメリカ人音楽家たちに勇気を与えた。
彼の指揮ぶりは情熱的だった。彼には音楽で聴衆とコミュニケーションを稀有な才能があった。しかし、指揮活動をやめる、自分はまず作曲家なのだと彼は何度も宣言した。《ウエスト・サイド・ストーリー》や映画《波止場》の音楽は有名だが、彼の三つの交響曲をはじめとするシリアスな作品は満場一致の評価を得ることはできなかった。自分の作品で残るのはミュージカルだけではないかと、彼は恐れるようになった。
これらの多くの矛盾を抱えながらも、バーンスタインは20世紀後半における最も重要な音楽人であり、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの音楽界に大きな影響力を持っていた。本書は彼のめざましい出世の軌跡をたどるとともに、栄光と挫折を公平に、しかし感動的に描ききる。

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