80年代あの808 STATEのオリジナルメンバーとして活動した後、ソロ・アーティストとして、アシッド・ハウス、ドラムンベースやミックスCD等を精力的にリリースし続けてきたマンチェスター・アシッドの伝説A GUY CALLED GERALD。2000年以降はブレイクビーツやヴォーカルを使用したエキスペリメンタルなポップス作品を中心にリリースしてきた彼ですが、この度、久々となるストレートなテクノ/ハウス/アシッド・アルバムをLaboratory Instinctよりリリース!もしUKでレイブ・カルチャーというものが無く、ハウスやテクノが自由にジャンルのバリアに囚われることなく成長していたら、というシチュエーションを想定し楽曲をプロデュース。グルーヴとファンクを何よりも大切にしたバラエティー豊富な生命力溢れるトラックスが次々と展開します。さらに、グルーヴ、そしてクラブでのライブ感を表現したかったというSimpson。なんと本作は現在在住しているベルリンのスタジオにて、ワンセッション・ワンテイクの一発録音という形でレコーディング!どこまでも徹底した音も間違いなくトップ・プロデューサー・クオリティー。特にA Guy Called Gerald初期のファンは号泣間違いなし!
タワーレコード(2009/04/08)
テクノ史に残る『New Build』期の808ステイトに在籍し、ソロ転向後の“Voodoo Ray”をアシッド・ハウス初の一般的なヒットとした伝説の男、ガイ・コールド・ジェラルドが久々に新作をリリース! しかも全24曲72分、男のライヴ・セッション一発録り! 内容もTB-303やTR-808~909といった名機をそのまんま使用したような200%濃縮アシッド~デトロイト・テクノ! ハード・フロアに通じるビートのスウィング感が最高だ!
bounce (C)石田 靖博
タワーレコード(2006年10月号掲載 (P91))